仕事選びはやりがいとともに給料や年間給料である年収はもっとも重要な要素のうちの一つでしょう。給料は会社によっても職位によっても異なるものですが、お金の話は仕事でも友人や知人に直接は聞きにくい内容でもあります。

シリーズでお伝えしている「職業別年収給与給料」では、厚生労働省の「平成29年賃金構造基本統計調査」をもとに算出した職業別給料についてみていきます。今回は航空機操縦士(男女計)の給料についてです。

航空機操縦士とはどのような仕事か

航空機操縦士とは、厚生労働省の「職業分類表」では、「航空機に機長・副操縦士として搭乗し、航空機の操縦、位置・針路の測定、航法上の資料 の算出を行う仕事に従事するものをいう」とされており、いわゆるパイロットという名称の方が皆様にはおなじみではないでしょうか。

ただし、自衛隊・海上保安庁の航空機を操縦する仕事に従事するケース(海上自衛官・航空自衛官、海上保安官)はここには入っていません。