9. 【ご参考】コンビニの売上や客単価の推移は?

2024年1月20日、一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会は2024年12月度の売上関連の数値を発表しています。

開示情報には、同協会の正会員7社(セブン-イレブン・ジャパンなど)の売上高、店舗数、客数などが含まれています。

10. 2024年12月分のコンビニの月次情報

12月の全店売上高1兆407億1100万となり、対前年同月比1.0%減となりました。全店は37ヶ月ぶりのマイナス・既存店は13ヶ月ぶりのマイナスとなっています。

12月は昨年に特需としてあったチケット売上の反動により全店・既存店ともに売上高が前年を下回ったものの、販売施策や訪日外国人の増加、好天に恵まれたこと等により来客数が増加し、おにぎり、カウンター商材、ソフトドリンク等が好調に推移しました。

店舗数については全店で5万5736となり、12月は対前年同月比0.04%減です。

来客数については13億8654万1000人で、対前年同月比で1.0%増となっており、全店・既存店ともに3ヶ月連続のプラスです。

平均客単価は750.6円で、対前年同月比で2.1%減となりました。

11. 2024年12月分のコンビニの商品別売上高

商品別の売上高(既存店ベース)は下記の通りです。

  • 日配食品:前年同月比0.6%増(売上構成比35.5%)
  • 加工食品:前年同月比3.2%増(売上構成比26.8%)
  • 非食品:前年同月比3.4%増(売上構成比32.4%)
  • サービス:前年同月比38.1%減(売上構成比5.3%)

※調査対象はJFA正会員コンビニエンスストア本部7社。セイコーマート、セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、山崎製パンデイリーヤマザキ事業統括本部、ローソン。

参考資料

LIMO編集部