ソフトバンクGが急騰して年初来高値更新! 日経平均株価は急反発

【東京株式市場】 2018年9月13日

株式市場の振り返り-日経平均株価は反発、一時+253円高も上値はやや重い

2018年9月13日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,821円(+216円、+1.0%) 反発
  • TOPIX 1,710.0(+18.7、+1.1%) 反発
  • 東証マザーズ総合指数 999.1(▲0.5、▲0.1%) 小幅続落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,511、値下がり銘柄数:513、変わらず:84
  • 値上がり業種数:32、値下がり業種数:1
  • 年初来高値更新銘柄数:53、年初来安値更新銘柄数:111

東証1部の出来高は13億4,675万株、売買代金は2兆3,463億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。金曜日のメジャーSQ算出を控えた思惑が強まった一方、米中貿易摩擦問題の成り行きを見守る動きも出たようです。

売買代金は小幅減少に止まりましたが、活況には程遠く、盛り上がりに欠けた商いでした。

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そのような中、日経平均株価は終日プラス圏で推移しました。ただ、前場の序盤に一時+253円高まで買われた後は、上値が重い展開となって膠着状態となりました。

最後はやや失速したものの、終値では8月31日以来となる22,800円台で引けています。

なお、TOPIXも同じような値動きとなりましたが、上昇率は日経平均株価をやや上回りました。これは、中小型株を含めて幅広く買われたことを示唆しています。

東証マザーズ総合指数は小幅続落、出来高は3日ぶりに1億株を下回る

東証マザーズの出来高は8,099万株、売買代金は739億円となり、いずれも前日より減少しました。個人投資家の物色意欲に一巡感が強まり、出来高は3日ぶりに1億株を下回り、売買代金も連日の1,000億円割れとなっています。

また、一部銘柄で利益確定売りが優勢になったことから、総合指数は小幅続落となりました。取引時間中に一時1,000ポイント回復の場面もありましたが、終値では連日の大台割れで引けています。

ソフトバンクGが急騰して年初来高値を更新、ロームやSUMCOなどは引き続き売られる

個別銘柄では、ソフトバンクグループ(9984)が+5%弱高の急騰となって年初来高値を更新し、大幅高のファーストリテイリング(9983)は連日の高値更新となりました。

また、ダイキン工業(6367)、塩野義製薬(4507)、NTTデータ(9613)などが大きく値を上げ、いずれも年初来高値を更新しています。

その他では、トヨタ自動車(7203)やホンダ(7267)など主力自動車株が買い戻され、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)や野村ホールディングス(8604)など金融株も底堅く推移しました。

一方、前日に続き半導体関連株や電子部品株が総じて売られ、東京エレクトロン(8035)、ローム(6963)、SUMCO(3436)、信越化学工業(4063)などが軒並み年初来安値更新となり、アドバンテスト(6857)は一時▲6%超安の急落となりました。

また、ハイテク株では、パナソニック(6752)、キヤノン(7731)、ルネサスエレクトロニクス(6723)なども年初来安値を更新しています(注:パナソニックの終値は上昇)。

その他では、任天堂(7974)が反落し、自動車株の中では唯一スズキ(7269)が小幅下落となったのが目を引きました。

新興市場では、ジェイテックコーポレーション(3446)が値を飛ばしてストップ高で引け、そーせいグループ(4565)は急反発となりました。一方、時価総額が最大のメルカリ(4385)が続落となっています。

葛西 裕一

ニュースレター

国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。