今ではかなり身近な存在になったiDeCo。上手く節税しながら老後資金を貯めるための手段として検討している人も多いのではないでしょうか。しかし、「投資っていうとちょっと…」と感じている人もいると思います。そこで今回は、iDeCoを始めたきっかけと、始めてみて困ったことについてご紹介したいと思います。

始めたきっかけは、同僚のひと言

筆者がiDeCoを始めたきっかけは、シンプルに同僚のひと言でした。ランチのとき、たまたま貯金がうまくできないという話題に。みんなで「給料は余らない」とか「将来不安だよね」という話をしていました。その中の一人が、「わたしも将来不安だからiDeCoやってみようと思って、資料請求だけしてみた」と言い出したのです。

その同僚は普段から行動力があって、仕事もチャキチャキ進めるタイプ。みんなで「さすが!」と声を上げたあと、iDeCoに関する質問大会になりました。「あれって毎月お給料から引き落としなの?」とか「60歳まで引き出せないって本当?」など、いろんな質問が飛び交います。そのあと、みんなで資料請求して、申し込みに至ったというわけです。

会社の印が必要でちょっと困った!

しかし、申込書を書いてみるとちょっと困ったことがありました。会社の印が必要な箇所があったのです。そう思って見てみると、会社の総務の人に書いてもらわなければならない欄があり、「会社の人に言うのもな…」と感じたのを覚えています。

しかし、一緒にランチをしたほかの同僚もみんな同じタイミングでiDeCoの申込書を書いていたため、揃って総務へお願いしに行き、事なきを得ました。社内手続きに少し時間もかかりましたが、無事申込書の記入が終わりました。

申込書の記入方法でちょっと困った!

総務の手続きには少し時間がかかると聞いていたので、その間に自分が記入すべきところを済ませておこうと申込書を記入したときのことです。申込書が非常に複雑で、何を聞かれているのかがよくわからず、筆が進みませんでした。

基本的なことはいいのですが、普段あまり気にしたことがない基礎年金番号の記入が必要で、「会社に預けてるのに!」と焦って総務に番号を見せてもらいに行ったこともありました。そうこうしているうちに意外と時間を取られてしまうので、早めの着手をおすすめします。

手続きの遅さでちょっと困った!

無事書類を書き終えて、申込書を金融機関に返送しましたが、なかなかiDeCo口座の開設連絡が来ないんですね。金融機関の口座開設のイメージだったので、1~2週間程度かなと思っていましたが、どうやらそうではない様子でした。

インターネットで調べてみたところ1~2カ月くらい手続きにかかるとあり、コールセンターに電話したときもそのような回答がきました。気持ちが高ぶっていただけに勢いをそがれたというのもありますが、モチベーションが高いときに始められないというのはちょっと残念ですよね。早く始めたい人ほど、早く手続きを開始することをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか。iDeCoを早めに始めることは、節税効果をより大きくするためにも非常に大切なことです。ただ、手続きで戸惑うことがあったり、時間がかかったりするので、できるだけ早めに着手するようにしてくださいね。

 

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LIMO編集部