3. センスのいい寄せ植えをつくる3つのコツ

早春の寄せ植えづくりのコツをご紹介します

プリムラの寄せ植えをつくっている女性

Agnes Kantaruk/shutterstock.com

3.1 テーマカラーを決める

「パステルカラー」「シック」など色のテーマを決めたり、「赤系」「白系」など色の系統を合わせたりすると、寄せ植えに統一感が出てセンスよく見えます。

早春におすすめなのは、春らしいパステルカラーや、雪どけを思わせる白系の寄せ植え。アネモネもプリムラも花色が多いので、統一感が出るように選びましょう。

3.2 ボリューム感を調整する

ナチュラルな雰囲気の寄せ植えをつくりたいならアネモネもプリムラも一重咲きを、豪華な寄せ植えにしたいなら両方八重咲きの品種を選んでみましょう。

どちらか一方を八重咲き、もう片方を一重咲きにするとボリュームを調整しやすいので、初心者さんでもセンスよく仕上がります。花苗を選ぶ際は、実際に苗を合わせて好みのボリューム感を探してください。

3.3 苗を詰めて植える

早春はまだ気温が低い日もあり、植物の成長もゆっくりなので、初めから苗を詰めて植えると見栄えがします。寒い季節は蒸れる心配も少ないですよ。

4. センスのいい寄せ植えで早春の玄関を彩りましょう

3つの花を使った、早春の寄せ植えづくりにおすすめの組み合わせ例と、作り方のコツをご紹介しました。寄せ植えづくりのイメージがわいたでしょうか?

今回ご紹介した植物は、どれも日当たりのよい場所が大好き。霜が降りそうな日や寒風が当たりそうな日は屋内に移動させつつ、お天気のいい日は太陽の光をたくさん当ててあげると、寄せ植えを長く楽しめますよ。

本格的な春までもう少し。玄関先で早春の花を楽しみながら、暖かい季節を待ちましょう。

鈴森 真樹