2. 【全年齢】いまのシニアの「国民年金と厚生年金」の平均受給額はいくら?
厚生労働省年金局の「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、国民年金と厚生年金それぞれの平均受給額は、下記のとおりです。
【国民年金】
- 男女全体平均月額:5万7584円
- 男性平均月額:5万9965円
- 女性平均月額:5万5777円
【厚生年金(国民年金部分を含む)】
- 男女全体平均月額:14万6429円
- 男性平均月額:16万6606円
- 女性平均月額:10万7200円
国民年金は保険料が一律であるため、男女間の受給額に大きな差はあまり見られません。
一方、厚生年金は受給額が年収や加入期間に応じて異なるため、男女で受給額に差が生じやすいことがわかります。
この差の主な要因の一つとして、女性が出産や育児を理由に正社員からパートタイムや専業主婦に切り替えるケースが多いことが挙げられます。
本章では、シニア全体の老齢年金の平均月額について見ていきましたが、年齢別の場合は平均額に違いは出るのでしょうか。
次章では、60歳〜90歳以上の「国民年金・厚生年金」の平均月額を1歳刻みで確認していきましょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】