2. 国家公務員の冬のボーナス推移

国家公務員一般職の2024年冬のボーナスは、追加支給後は72万2000円となる見込みです。では、毎年どのくらい支給されているのか、平成29年からの支給額の推移を見てみましょう。

国家公務員の冬のボーナス推移(平成29年~令和6年)

国家公務員の冬のボーナス推移(平成29年~令和6年)

出所:内閣官房内閣人事局の国家公務員に支給された期末・勤勉手当に関する資料(平成29年~令和6年分)をもとに筆者作成

  • 平成29年:68万1500円
  • 平成30年:71万円
  • 令和元年:68万7700円
  • 令和2年:65万3600円
  • 令和3年:65万1600円
  • 令和4年:65万2100円
  • 令和5年:67万4300円
  • 令和6年:65万2800円(追加支給後72万2000円)

平成29年からの支給額を比較すると、令和6年の追加支給後が最も高額になることがわかります。

平成30年には70万円を超える金額が支給されましたが、それ以降は令和3年まで減額が続き、令和4年・令和5年と徐々に増加しています。そして令和6年に前年より4万7700円多い72万2000円が支給される予定です。

民間企業でも賃金やボーナスが増額傾向にあり、国家公務員の給与やボーナスも、それに応じて今後も引き上げられると見られています。