8. 老後に向けて今からできる「自分に合った備えを」
今回年金額について確認してきましたが、少子高齢化の日本では年金額が改定されても3年連続で実質的に目減りとなっています。
今の現役世代の方は老後に不安を抱えている方もいると思います。
大切なことは自身の現状をしっかり把握し、正しい情報を取り入れ、実際に行動することです。
まずは年金制度を改めて確認したり、ねんきんネットなどでご自身の将来の見込み額を確認したりするといいでしょう。
制度が改正される場合もありますので、常に情報収集をするようにもしましょう。最近では新NISAがスタートするなど、お金を貯める選択肢も増えましたが、正しい情報を集めることも大切です。
情報収集をした後は、何よりも「自分に合っているか」という視点も非常に大事ですから、自分に合った方法で老後への備え方を考えてみてくださいね。
参考資料
- 日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」
- 日本年金機構「厚生年金の保険料」
- 厚生労働省「令和7年度の年金額改定についてお知らせします」
- 厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
奥田 朝