ホンダが年初来安値更新! 日経平均株価は7日ぶり反発

【東京株式市場】 2018年9月10日

株式市場の振り返り-日経平均株価は7日ぶり反発、TOPIXは8日ぶり反発

2018年9月10日(月)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,373円(+66円、+0.3%) 7日ぶり反発
  • TOPIX 1,687.6(+3.3、+0.2%) 8日ぶり反発
  • 東証マザーズ総合指数 1,015.1(+6.5、+0.7%) 4日ぶり反発

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,202、値下がり銘柄数:808、変わらず:97
  • 値上がり業種数:21、値下がり業種数:12
  • 年初来高値更新銘柄数:22、年初来安値更新銘柄数:111

東証1部の出来高は11億1,612万株、売買代金は1兆8,752億円(概算)となり、いずれも先週末より減少しました。先週末に発表された米国雇用統計の結果が消化し切れず、貿易摩擦の懸念拡大などを見据えて模様眺めムードが強まりました。週初ということもあり、売買代金も4日ぶりに2兆円を下回っています。

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そのような中、日経平均株価は下値を固める値動きとなりました。寄り付き直後には一時▲57円安まで売られたものの、その後は大きく下押しすることなく推移し、大引け直前には一時+89円高まで上昇する場面が見られました。最後はやや失速して力強い上昇とはなりませんでしたが、7日ぶりの反発で引けています。

なお、TOPIXも同じような値動きで8日ぶりの反発となりました。

東証マザーズ総合指数は4日ぶり反発、売買代金は4日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は9,302万株、売買代金は763億円となりました。出来高は先週末より大幅に増加しましたが、売買代金は小幅減少となっています。出来高は増加したものの、先々週から続いていた個人投資家による物色意欲の回復は一巡したようであり、売買代金は4日連続の1,000億円割れとなりました。

なお、総合指数は4日ぶりの反発となりました。今後は、このまま1,000ポイント台を維持できるのか注目されましょう。

日立製作所が8日ぶりに反発、パナソニックやホンダが年初来安値更新

個別銘柄では、テルモ(4543)とエーザイ(4523)が大幅高となり、武田薬品工業(4502)や中外製薬(4519)なども堅調に推移するなど、医薬品株が総じて買われました。

また、金融株が小幅反発となり、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)や野村ホールディングス(8604)が値を上げて引けています。

その他では、NTTデータ(9613)やキッコーマン(2801)などが買われて年初来高値を更新し、ハイテク株ではソニー(6758)が底堅く推移し、日立製作所(6501)は8日ぶりに反発したことが目を引きました。

一方、パナソニック(6752)が3日連続で年初来安値を更新し、TDK(6762)、ローム(6963)、村田製作所(6981)など電子部品株にも下落が目立ちました。

また、主力自動車株の一角に反発が見られず、トヨタ自動車(7203)やSUBARU(7270)が安く推移し、ホンダ(7267)は年初来安値を更新して引けています。

その他では、目先の訪日外国人客数の減少懸念などから、資生堂(4911)と花王(4452)が値を下げたことが注目を集めました。

新興市場では、時価総額が最大のメルカリ(4385)が4日続落となって上場来安値を更新し、アンジェス(4563)やソレイジア・ファーマ(4597)など医療バイオ関連株が大きく値を下げました。一方、フィンテック グローバル(8789)が値を飛ばしてストップ高となり、アドウェイズ(2489)も高値更新となっています。

葛西 裕一

ニュースレター

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。