1. リーダーシップとは
リーダーシップとは、一言でいえば、推進力。自分以外の複数のメンバーを巻き込み、自分一人では達成できない目標や自分一人で行うよりも大きい成果を目指し、外部環境が変化する中でも、その状況に合わせて粘り強く解決策を模索し、正しい方向に向かって物事を押し進めること。
目標や成果は必ずしもリーダー自身が決める必要はなく、与えられたテーマや数値目標でもよい。
メンバーは時として、目標や目指すべき成果に対して共感をしていないことがあり、そうしたメンバーをどう巻き込んでいくかもリーダーシップを構成する重要な要素である。
導き出した策は必ずしも正解ではないかもしれないが、メンバーをリードして修正し続けられることまでがリーダーシップ。
2. リーダーシップはなぜ必要か
では、リーダーシップはなぜ必要なのであろうか。
リーダーシップが必要な理由は、以下の3点である。
- メンバーや組織の生存確率を上げるため
- メンバー自体は生来ばらばらであり、それらの意識と行動のベクトルをそろえるため
- 内的状況の変化や外部環境の変化に応じ、想定以外の対応を速やかに実行するため
3. リーダーシップはどこから生まれてくるのか
リーダーシップは獲得できる状態である。
リーダーシップは生存確率を上げるために本能に埋め込まれたものであり、必ずしも生まれ持ってくるわけではない。
多くの人は環境変化や突発的なイベント等のきっかけがないと自分にリーダーシップが備わっていることを自覚しないケースが多い。
また、リーダーシップはオーナシップとも関係性を持つことがあるがイコールではない。
3.1 参考記事
LIMO編集部