2. 4つの府県の「ファミリーマートの店舗数」を比較すると…
ファミリーマートの公式サイトによると、日本で二番目に「ファミリーマートの店舗数」が多い都道府県は、愛知県です。気になる店舗数は、1591店舗(2024年11月30日時点)となっています。
愛知県はローソンの数は全国47都道府県4位(719店舗)、セブンイレブンの数は全国47都道府県6位(1055店舗)ですが、ファミリーマートのみ東京都に次いで2位にランクイン。
これはかつて東海地方を中心に展開していたコンビニチェーン「サークルK・サンクス」の運営会社が経営統合し、店舗の多くがファミリーマートへと転換したことが影響しているようです。
愛知県に次いで三番目にファミリーマートの店舗数が多いのは、アンケートで33%の人が選択した大阪府の1343店舗。四番目は神奈川県の984店舗で、五番目が埼玉県の764店舗でした。
ちなみに、国内のファミリーマート店舗数は1万6230店舗。地域別に見てみると、関東地方が5436店舗と圧倒的に多く、次いで関西地方の2587店舗、九州・沖縄地方の1801店舗でした。
3. 愛知県の県内総生産は名目40兆5860億円
ここからは日本で二番目に「ファミリーマートの店舗数」が多い愛知県について紹介します。
日本列島のほぼ中央に位置する愛知県は、木曽川を挟んで北に岐阜県、西に三重県があり、三河の山々を境にして北東には長野県、東に静岡県があります。
面積は5173.21平方キロメートル(参考値)。2024年1月1日時点の人口は750万882 人で、県の人口TOP3の都市は以下の通り(出所:国土地理協会総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」)。
- 名古屋市 229万7745人
- 豊田市 41万6383人
- 岡崎市 38万3915人
経済面を見てみると、2021年度の県内総生産は名目40兆5860億円。一人当たりの県民所得は359万7000円でした。
いかがでしょうか。今回は日本で二番目に「ファミリーマートの店舗数」が多い都道府県について紹介しました。
3.1 調査概要
- 調査日:2024年12月19日
- 調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)
- クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査
参考資料
- クロス・マーケティング QiQUMO
- 総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」
- ファミリーマート「地域別店舗数 (2024年11月30日現在)」
- ローソン「売上高/店舗数」
- セブンイレブン「国内店舗数」
- 国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」
- 愛知県の県民経済計算(2021年度)
小野田 裕太