2. おひとりさまの生活を支える貯蓄「ゼロ」は約4人に1人
おひとりさまの生活を支える一つとして貯蓄があります。
自身で今の生活を、そして老後も生活をしていくことを考えると、まとまった貯蓄があることが安心感や暮らしやすさ、満足度に繋がる要素の一つとなるでしょう。
ジブラルタ生命保険株式会社の同調査で貯蓄額を聞いたところ、貯蓄の平均と中央値は以下でした。
2.1 おひとりさまの貯蓄(平均・中央値)
- 平均:全体677万円 / 男性729万円 / 女性625万円
- 中央値:全体100万円 / 男性100万円 / 女性100万円
平均は500万円を超えており、まとまった貯蓄を用意しているようすがうかがえます。
しかし中央値は100万円まで下がり、いずれもその差は500万円以上あいています。
貯蓄額に関しては個人差が多いといえるでしょう。
年代別にみると、平均は男女ともに30歳代で300万円以上、50歳代で700万円以上、60歳代で1000万円を超えています。
また、同調査によれば、全回答者に貯蓄額を聞いたところ、「0万円(ない)」が25.3%となりおよそ4人に1人でした。
先ほども確認した通り、中央値も重要となります。
年代別のおひとりさまの貯蓄の中央値も確認しましょう。