2. 4つの都道府県の「高等学校の数」を比較すると…

都道府県別高等学校の数ランキング

都道府県別高等学校の数ランキング

出所:文部科学省「令和6年度学校基本調査」を参考に筆者作成

文部科学省が2024年12月18日に公表した「令和6年度学校基本調査」によると、日本で二番目に「高等学校の数」が多い都道府県は、北海道です。気になる高等学校の数は271校で、公立が220校、私立が51校となっています。

北海道の人口は47都道府県中9番目の規模ですが、面積は8万3422.27平方キロメートルと全国で最も広く、国土の約22%を占めています。面積の広さに応じて、高等学校の数も多くなるのは納得ではないでしょうか。

北海道に次いで高等学校の数が多いのは大阪府の249校。そして神奈川県の227校、愛知県の221校という順番でした。

ちなみに、全国には4774の高等学校があり、前年度と比較すると17校減少しています。また、高等学校の数が一番多いのは東京都の429校で、一番少ないのは 福井県、鳥取県の32校でした。

3. 北海道の道内総生産は名目20兆5409億円

ここからは日本で二番目に「高等学校の数」が多い北海道について紹介します。

日本の最北端に位置し、北海道本島と1472の島で構成されている北海道。四方を太平洋、日本海、オホーツク海に囲まれ、山岳や湿原、天然湖沼など雄大で美しい自然環境を有しています。

道内には179もの市町村があり、2024年1月1日時点の人口は509万3983人。人口TOP3の都市は以下の通りです(出所:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」)。

  • 札幌市 195万6928人
  • 旭川市 32万436人
  • 函館市 24万218人

経済面を見てみると、2021年度の道内総生産は名目20兆5409億円。一人当たり道民所得は281万1000円でした。

いかがでしょうか。今回は日本で二番目に「高等学校の数」が多い都道府県について紹介しました。

3.1 調査概要

  • 調査日:2024年12月17日
  • 調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)
  • クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査

参考資料

小野田 裕太