2. 4つの府県の「家賃」を比較すると…
全国賃貸管理ビジネス協会が公表している「全国家賃動向 2024年10月調査」によると、日本で二番目に「家賃が高い」都道府県は、神奈川県です。
気になる総平均賃料は、6万8072円となっています。総平均賃料とは、1部屋(=1K・1DK・1LDKなど含む)~3部屋の家賃データから算出したものです。
部屋タイプごとに見てみると、神奈川県の1部屋の家賃平均は6万234円。2部屋が7万6350円、3部屋が8万6675円でした。
神奈川県は県面積では全国47都道府県で五番目の小ささながら、人口は東京都に次いで二番目に多い県です。また、首都・東京に近く、交通の利便性も高いため、家賃が高い傾向にあります。
神奈川県に次いで三番目に総平均賃料が高いのは、大阪府の6万2898円。四番目は埼玉県の6万1506円で、選択肢にあった兵庫県は5万9868円で六番目でした。
ちなみに、総平均賃料が一番安いのは群馬県の4万5450円。次いで青森県の4万5985円、鳥取県の4万6069円という順番でした。家賃が一番高い東京都(7万9254円)と群馬県では、家賃に3万3804円もの差があります。