5. アパート・マンションなどの居住環境や飼育費用が猫や犬を飼うハードルに

猫や犬を迎えるうえでの「ハードル」とは

寝転がる猫

Natalia7/shutterstock.com

同調査では猫を飼う上での阻害要因に関するアンケート調査も実施されました。

「猫を飼いたいと思いながらも現在飼育していない理由」として、以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。

  • 1位 32.6%:集合住宅(アパート・マンションなど一戸建てでないもの)に住んでいて、禁止されているから
  • 2位 22.8%:世話をするのにお金がかかるから
  • 3位 21.5%:別れがつらいから
  • 4位 21.3%:旅行など長期の外出がしづらくなるから
  • 5位 18.1%:十分に世話ができないから

上記のように、居住環境の事情が理由で飼育できないという理由が3割を超えました。

6. 飼育費用が高まる中、SNSコンテンツは「飼いたいけど飼えない人」にとってありがたい?

猫や犬に関する「SNSコンテンツ」の需要

犬と猫

Eric Isselee/shutterstock.com

同調査では「現在猫を飼育していないものの、今後飼育する意向がある人」について、飼いたいと思ったきっかけに関しても調査され、結果は以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。

  • 1位 47.4%:生活に癒し・安らぎが欲しかったから
  • 2位 27.8%:過去に飼育経験があり、また飼いたくなったから
  • 3位 15.1%:愛情をかけて世話をする対象が欲しかったから
  • 4位 15.0%:ストレス解消、気分転換、リフレッシュしたいから
  • 5位 14.3%:話し相手や遊び相手として欲しかったから

これを見ると「生活に癒し・安らぎが欲しかったから」が47.4%と、その他の理由に大差をつけて1位となっています。

様々な理由で飼いたいのに飼えない人がいる中、費用や制約なしで手軽に癒しを感じられるSNSでの動物に関する投稿や動画は、注目を集めやすいコンテンツであることがうかがえます。

参考資料

LIMO編集部