2. 一時4万円を超えるが上値が重い

先週の日経平均の値動きをテクニカル面から振り返ってみましょう。足元では、ローソク足の実体が25日移動平均線、75日移動平均線、200日移動平均線という主要な移動平均線付近でもみ合う動きが続いていました。レンジの上値は4万円、下値は3万8000円といったところです。12日には一時、4万0091円まで上昇しました。しかし、その後は陰線となり、またレンジの中に戻ってしまいました。

今後の展開はどうなるでしょうか。引き続き方向感の出しづらい動きが続きそうです。ただし、3本の移動平均線に支えられるような動きになっており、下値の固さも感じさせます。大幅な調整になることはないでしょう。目線を上に持ち、4万円を超えるようであれば積極的についていきたいところです。

引き続き方向感の出しづらい動きが続きそうですが目線を上に持ち、4万円を超えるようであれば積極的についていきたいところです。

日経平均株価

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参考資料

下原 一晃