【年金一覧表】2月14日は年金支給日！【厚生年金・国民年金】60歳～90歳以上の平均月額をチェック「老齢年金生活者支援給付金」の対象ならいくらもらえる？給付額の例も掲載

2. 【厚生年金】「60歳～90歳以上」平均年金月額はいくら？

会社などに勤めている方は「第2号被保険者」と呼ばれ、厚生年金保険や共済組合に加入しています。

厚生年金保険や共済組合が「第2号被保険者」に代わって国民年金に必要な負担をしており、第2号被保険者は国民年金保険料を直接納める必要がありません。

では、60歳～90歳以上のシニア世代が受給している〈平均年金月額〉を、厚生労働省の「令和4年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとに見ていきましょう。

60歳代の厚生年金額

70歳代の厚生年金額

80歳代の厚生年金額

90歳代の厚生年金額

※特別支給の老齢厚生年金の、定額部分の支給開始年齢が引上げられたことより、65歳未満の厚生年金保険（第1号）の受給権者は報酬比例部分のみ

※上述した60歳～90歳以上の厚生年金・平均月額には、国民年金が含まれています。

老後、厚生年金を受給できるのは、会社などに勤めていて厚生年金保険や共済組合に加入している方（第2号被保険者）です。

公務員の方も第2号被保険者となるため、厚生年金を受給できます。

現在のシニア世代（60歳～90歳以上）の方々は、平均月額が約14万円～16万円となる厚生年金（国民年金を含む）を受給していることがわかりました。

ただし、厚生年金は受給額に個人差が生じます。これは、現役時代の働き方や給与・賞与、厚生年金に加入していた期間などにより、老後に受給できる厚生年金額が変わるためです。

では、原則、日本に住む20歳～60歳が全員加入となる「国民年金」は、老後どれくらい受給できるのでしょうか。次章で詳しく見ていきます。