3.3 【80歳代 一覧表】国民年金の平均月額
- 80歳:5万6736円
- 81歳:5万6487円
- 82歳:5万6351円
- 83歳:5万8112円
- 84歳:5万7879円
- 85歳:5万7693円
- 86歳:5万7685円
- 87歳:5万7244円
- 88歳:5万7076円
- 89歳:5万6796円
国民年金は保険料が一律であるため、平均受給月額は5万円台に収まることが多くなっています。
ただし、現役時代に加入していた年金の種類や加入期間、保険料の納付状況によって、個々の受給額には違いが生じます。
将来の年金受給額を具体的に把握するには、「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」を活用することをおすすめします。
4. まとめにかえて
今回は、年金生活者支援給付金について、対象者や給付金額の目安、さらに平均年金月額について確認しました。老後の生活を支えるための大切な制度を知る一方で、それだけでは十分ではない場合に備えての準備も必要です。
資産形成の方法として、NISAやiDeCoといった税制優遇制度を活用する選択肢があります。これらの制度は、特に投資初心者でも取り掛かりやすい仕組みとなっていますが、金融商品を用いた資産運用には基本的に元本保証がなく、運用次第では損失が出る可能性もあります。
だからこそ、「なんとなく」始めたり、「周りがやっているから」といった理由で取り組むのではなく、自分自身でリスクとリターンをしっかりと把握することが大切です。具体的には、どのくらいの資金を運用に回せるのか、どの程度のリスクを許容できるのかを考え、自分に合った投資方法を選びましょう。
情報を収集しながら自分の状況を整理し、正しい選択をすることで、資産形成をより効率的に進めることができます。計画的に準備を進め、理想の老後に向けて一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 日本年金機構「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)が届いた方へ」
- 公益財団法人生命保険文化センター「老齢年金生活者支援給付金について知りたい」
- 日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」
- 厚生労働省「令和6年度の年金額改定についてお知らせします」
- 日本年金機構「令和6年4月分からの年金額等について」
奥田 朝