ソニーが年初来高値を更新! 日経平均株価は6日続伸

【東京株式市場】 2018年8月28日

株式市場の振り返り-日経平均株価は6日続伸、一時3カ月強ぶりの23,000円台

2018年8月28日(火)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,813円(+13円、+0.1%) 6日続伸
  • TOPIX 1,731.6(+2.6、+0.2%) 3日続伸
  • 東証マザーズ総合指数 1,020.1(▲4.0、▲0.4%) 5日ぶり反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,018、値下がり銘柄数:982、変わらず:105
  • 値上がり業種数:19、値下がり業種数:14
  • 年初来高値更新銘柄数:45、年初来安値更新銘柄数:18

東証1部の出来高は11億9,595万株、売買代金は2兆1,493億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。米国NY市場の大幅上昇を好感する形でリスクオンモードが強まりましたが、依然として市場参加者が少ないこともあり、盛り上がりに欠けた商いとなりました。

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売買代金は8日ぶりに2兆円を上回りましたが、相場活況の目安とされる3兆円には遠く及ばない状況となっています。また、出来高も12億株未満に止まりました。

そのような中、日経平均株価は終日プラス圏で推移しましたが、最後は期待外れで終わりました。寄り付き直後には一時+207円高となり、取引時間中としては5月22日以来となる23,000円台を付けるなど、先行きの好調な値動きが予想されました。しかし、後場に入ると利益確定売りに押され始めて上げ幅を縮小する展開となり、終わってみれば安値引けとなっています。

小幅上昇ながら、一応は6日続伸となりましたが、失望感の強いものだったと言えましょう。

なお、TOPIXも同じような値動きとなって3日続伸となりましたが、日経平均株価同様に安値引けで終わっています。

東証マザーズ総合指数は5日ぶり反落、売買代金は再び1,000億円を上回る

東証マザーズの出来高は7,980万株、売買代金は1,032億円となり、いずれも前日より増加しました。決して高水準の商いではありませんでしたが、売買代金は再び1,000億円を上回るなど、個人投資家の物色意欲に回復の兆しが出ていることに変わりはないと見られます。

ただ、一部銘柄に利益確定売りが出たこと等から、総合指数は5日ぶりの反落となりました。今後は、このまま1,000ポイント台を維持するのか注目されましょう。

ソニーやTDKが年初来高値を更新、東京エレクトロンは6日ぶりの反落

個別銘柄では、ファナック(6954)が連日の大幅高となり、コマツ(6301)、日立建機(6305)、クボタ(6326)など機械株が大きく値を上げました。

また、ハイテク株の一角が買い戻され、ソニー(6758)、TDK(6762)、オリンパス(7733)などが年初来高値を更新しています(注:オリンパスの終値は下落)。

その他では、自動車関連株にも見直し買いが入り、マツダ(7261)、ホンダ(7267)、スズキ(7269)、デンソー(6902)などが大幅上昇となりました。

一方、ファーストリテイリング(9983)が大きく値を下げ、資生堂(4911)や花王(4452)も冴えない値動きとなりました。

また、東京電力ホールディングス(9501)など電力株が売られ、任天堂(7974)も下落して引けています。その他では、東京エレクトロン(8035)が6日ぶりの反落となり、村田製作所(6981)も5日ぶりの反落となったことが目を引きました。

新興市場では、そーせいグループ(4565)が8日ぶりの反落となりましたが、アンジェス(4563)やサンバイオ(4592)など他の医療バイオ関連株の一角は引き続き買われました。

また、株価低迷が続いていたZUU(4387)が値を飛ばしてストップ高で引けています。

青山 諭志

ニュースレター

慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット動向、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄や投資といった個人の資産運用動向を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。