さまざまなモノの値段が上がる中、住まいに関する出費を見直したいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
住まいに関する出費は、家賃交渉や引っ越しなどを伴うので手軽に減らすのは難しい半面、うまくいけば月間で数万円単位の安定節約につながります。
こうした中、新築や築浅にこだわることなく、「築年数の長さ」を許容することで居住費用を抑えようとしている方もいらっしゃるでしょう。
株式会社三井住友トラスト基礎研究所の調査によると、賃貸マンションの経年が賃料に及ぼす影響は年率平均換算で約1%とのことです。
近年はDIYやリノベーションの注目度が上昇しているという背景もあり、「歴史あるもの」「生活感」が気にならなかったり、むしろ好きだったりするなど、築年数50年級の物件への引っ越しも選択肢になるという方もいらっしゃることでしょう。
そこで今回は、築50年級の団地などの住まいでも毎日の生活をよりよくできる工夫アイデアを紹介します。
1. おしゃれな空間づくりを、手軽におこなうポイントは?
築50年の団地暮らしにおいて、おしゃれな空間づくりは心の安らぎを得るために重要です。
建物の経年劣化は壁に如実に表れるため、壁面をどうするかが鍵と言えるでしょう。
同時に、収納力の不足は古い住宅における大きな課題でもあります。困っている方も少なくないかもしれません。
これらの問題を解決するには、壁面を戦略的に活用し、見せる部分と隠す部分を巧みに使い分けるのがコツ。
このあと紹介するコツを検討しながら、DIYでおしゃれな空間づくりがおすすめです!
1.1 古さが目立つ〈築50年級の団地の壁〉をおしゃれにするアイデア3つ
- 壁を傷つけない〈壁掛け収納DIY〉で狭いスペースを制する
- 有孔ボードで壁面収納DIY!間取りも自在にアレンジ
- 壁紙やリメイクシートDIYで叶える!空間イメージチェンジ