2. 4つの都道府県の「自動車保有台数」を比較すると…
一般財団法人 自動車検査登録情報協会が公表している「都道府県別・車種別保有台数表」によると、日本で二番目に「自動車保有台数」が多い都道府県は、東京都です。気になる保有台数は、445万2926台(2024年9月末時点)となっています。
東京都に次いで三番目に自動車保有台数が多いのは、埼玉県の424万4838台。四番目は神奈川県の408万7974台、五番目は大阪府の385万2861台で、アンケートで27%の人が選択した北海道は382万9523台で六番目でした。
都道府県別自動車保有台数の順位を見てみると、上位には人口が多い都道府県がランクイン。東京都は2000年まで自動車保有台数が47都道府県で一位でしたが、2001年以降は愛知県が一位を維持しています。
ちなみに、国内の自動車保有台数は、2024年9月末時点で8304万8117台。記録が確認できる最も古い年である1966年の自動車保有台数は812万3096台なので、58年間でほぼ10倍になっています。
3. 東京都の都内総生産は名目113兆7000億円
ここからは日本で二番目に「自動車保有台数」が多い東京都について紹介します。
日本の首都である東京都は、関東地方の南部に位置し、東は千葉県、西は山梨県、南は神奈川県、北は埼玉県にそれぞれ接しています。面積は2188.67平方キロメートル(参考値)で日本で三番目の小ささですが、人口は1391万1902人(2024年1月1日時点)となり47都道府県で一位となっています。
行政区域は特別区である23区と、26市、5町、8村で構成。人口TOP5の地域は、以下の通りです(出所:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」)。
- 世田谷区 91万8141人
- 練馬区 74万1540人
- 大田区 73万3634人
- 足立区 69万3223人
- 江戸川区 68万9961人
経済面を見てみると、2021年度の都内総生産は名目113兆7000億円。都民所得は80兆7000億円でした。
いかがでしょうか。今回は日本で二番目に「自動車保有台数」が多い都道府県について紹介しました。
4. 調査概要
- 調査日:2024年12月5日
- 調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)
- クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査
参考資料
- クロス・マーケティング QiQUMO
- 総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」
- 一般財団法人 自動車検査登録情報協会「都道府県別・車種別保有台数表」
- 一般財団法人 自動車検査登録情報協会「自動車保有台数の推移」
- 愛知県「あいちの産業と労働Q&A」
- 国土地理院「都道府県別面積の順位」
- 東京都「都民経済計算年報 令和3年度」
小野田 裕太