2018年8月9日に行われた、ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社2019年3月期第1四半期決算説明会の内容を書き起こしでお伝えします。IR資料
スピーカー:ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社 常務取締役 清宮裕晶 氏
連結業績ハイライト①
清宮裕晶氏:ソニーフィナンシャルホールディングスの清宮でございます。ただいまより、お⼿元のプレゼンテーション資料に沿って、当社グループの2018年度第1四半期連結業績について、ご説明いたします。
スライド4をご覧ください。連結業績についてご説明いたします。経常収益は、前年同期に⽐べ15.3パーセント増加の4,206億円、経常利益は51.7パーセント増加の288億円となりました。
ソニー⽣命 業績ハイライト (単体)
スライド6をご覧ください。ソニー⽣命の業績ハイライトをご説明いたします。経常収益は、保険料等収⼊の増加により、前年同期に⽐べ15.7パーセント増加の3,793億円となりました。経常利益は、⼀般勘定における有価証券売却益の計上や、保有契約の増加に伴う利益の増加により、47.2パーセント増加の232億円となりました。
ソニー⽣命の業績 (単体)①
スライド8をご覧ください。新契約⾼は、家族収⼊保険の販売が好調であったことにより、前年同期に⽐べ50.1パーセント増加の1兆6,747億円となりました。また、新契約年換算保険料は、⽶ドル建保険・個⼈年⾦保険の販売が好調であったことにより、15.7パーセント増加の187億円となりました。
ソニー⽣命の業績 (単体)②
次のスライドをご覧ください。保有契約⾼は、前年度末に⽐べ1.3パーセント増加の47兆8,000億円となりました。保有契約年換算保険料は、0.9パーセント増加の8,563億円となり、このうち第三分野は0.9パーセント増加の1,935億円となりました。
ソニー⽣命の業績 (単体)③
次のスライドをご覧ください。解約・失効率は、前年同期に⽐べ0.9ポイント上昇の1.9パーセントとなりました。上昇の主な要因は、標準⽣命表改定に伴い料率改定を⾏った家族収⼊保険などの加⼊に際し、⼀部のお客さまが既契約を解約されたことによるものです。
ソニー⽣命の業績 (単体)④
次のスライドをご覧ください。保険料等収⼊は、保有契約⾼の堅調な推移などにより、前年同期に⽐べ11.8パーセント増加の2,695億円となりました。利息及び配当⾦等収⼊は、業容拡⼤による運⽤資産の増加に伴い、4.1パーセント増加の404億円となりました。
ソニー⽣命の業績 (単体)⑤
次のスライドをご覧ください。基礎利益は、保有契約の増加に伴う利益の増加などにより、前年同期に⽐べ7.4パーセント増加の267億円となりました。経常利益は、先のご説明のとおりです。
ソニー⽣命の業績 (単体)⑥
次のスライドをご覧ください。ライフプランナー在籍数は、前年度末から7名減少、前年同期末から193名増加し、5,135名となりました。今年度より、12月に加え6月も新規採⽤をしないこととした影響により、ライフプランナー数は前年度末に⽐べて減少しています。
ソニー⽣命の業績 (単体)⑦
次のスライドをご覧ください。(2018年)6月末の⼀般勘定資産の内訳は、ご覧のとおりです。
ソニー損保 業績ハイライト
続きまして、ソニー損保の業績をご説明いたします。次のスライドをご覧ください。ソニー損保の経常収益は、主⼒の⾃動⾞保険で正味収⼊保険料が増加したことにより、前年同期に⽐べ5.9パーセント増加の297億円となりました。経常利益は、事業費率や損害率の低下などに伴い、60パーセント増加の38億円となりました。
ソニー損保の業績①
続きまして、スライド18をご覧ください。保有契約件数は、⾃動⾞保険と医療保険の合計で、前年同期末に⽐べ7.6パーセント増加の210万件となりました。正味収⼊保険料は、⾃動⾞保険の販売が堅調であったことから、5.4パーセント増加の290億円となりました。
ソニー損保の業績②
次のスライドをご覧ください。E.I.損害率は、⽀払備⾦繰⼊額を含む保険⾦単価が低下したことなどにより、前年同期に⽐べ1.7ポイント低下し、56.9パーセントとなりました。正味事業費率は、システム関連費⽤が減少したことなどにより、1.6ポイント低下し24.3パーセントとなりました。この結果、E.I.損害率と正味事業費率を合わせた合算率は、3.3ポイント低下し、81.2パーセントとなりました。
ソニー銀⾏ 業績ハイライト (連結・単体)
次のスライドから、ソニー銀⾏の業績についてご説明いたします。銀⾏事業連結の経常収益は、有価証券利息の増加や、住宅ローン残⾼の積み上がりに伴う貸出⾦利息の増加により、前年同期に⽐べ10.8パーセント増加の107億円となりました。
経常利益は、経常収益と同様の要因により、30.9パーセント増加の22億円となりました。ソニー銀⾏単体につきましても、連結同様の要因により増収増益となりました。
ソニー銀⾏の業績 (単体)①
スライド23をご覧ください。預⾦残⾼は、前年度末に⽐べ457億円増加し、2兆2,650億円となりました。円預⾦の残⾼は、⼝座数増加に伴う新規資⾦の獲得や、円安進⾏に伴う外貨預⾦の円転の影響などにより、488億円増加の1兆8,636億円となりました。外貨預⾦残⾼は、円安局⾯で外貨普通預⾦が円転され、円預⾦にシフトしたことにより、31億円減少の4,014億円となりました。
貸出⾦残⾼については、住宅ローンの着実な積み上げにより、237億円増加の1兆6,201億円となりました。
ソニー銀⾏の業績 (単体)②
次のスライドをご覧ください。有価証券残⾼は、前年度末に⽐べ458億円増加し、7,201億円となりました。⾃⼰資本⽐率は、前年度末に⽐べ0.03ポイント低下し、10.42パーセントとなりました。
以上で、3社の業績のご説明を終わります。
2018年度連結業績予想
続きまして、スライド26をご覧ください。連結業績予想は、2018年4月27⽇に公表した数値から変更していません。