ユニーファミマHDが一時▲12%安の暴落! 日経平均株価は反落

【東京株式市場】 2018年8月20日

株式市場の振り返り-日経平均株価は反落、約3カ月半ぶりの“超”閑散相場

2018年8月20日(月)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,199円(▲71円、▲0.3%) 反落
  • TOPIX 1,692.1(▲5.3、▲0.3%) 反落
  • 東証マザーズ総合指数 951.9(▲6.8、▲0.7%) 反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:482、値下がり銘柄数:1,550、変わらず:71
  • 値上がり業種数:7、値下がり業種数:26
  • 年初来高値更新銘柄数:9、年初来安値更新銘柄数:155

東証1部の出来高は9億8,322万株、売買代金は1兆6,766億円(概算)となり、いずれも先週末より減少しました。海外投資家が夏季休暇中のため市場参加者が少なかったことや、目立ったニュースもなかったこと等から、模様眺めムードが強まりました。

結果的には4月2日(出来高:9億5,673万株、売買代金:1兆6,740億円)以来となる薄商いで終わっています。特に、出来高が10億株を割り込んだことが目を引きました。

続きを読む

そのような中、日経平均株価も弱含みの値動きとなりました。前場の序盤には一時+17円高に上昇するものの、前場の半ばには一時▲119円安まで売られる場面も見られました。結局、後場は一度もプラス圏に浮上することなく、反落で引けています。

なお、TOPIXも同じような値動きで反落となりました。下落率も日経平均株価とほぼ同じであり、先々週から見られていた騰落率の乖離はいったん収束したようです。

東証マザーズ総合指数は反落、売買代金は27日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は9,737万株、売買代金は910億円となりました。出来高は先週末より増加しましたが、売買代金は小幅減少となっています。ただ、超閑散相場となった大型株式市場に比べると、新興市場の商いは相応の水準を維持したようで、個人投資家の物色意欲は急激に冷え込んではいない模様です。

なお、総合指数は反落となりました。900ポイント割れを懸念すべき状態は、まだ続いていると言えそうです。

ユニー・ファミリーマートHDが一転して暴落、アステラス製薬は年初来高値更新

個別銘柄では、伊藤忠商事(8001)からのTOBが終了したユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)が一時▲12%超安の暴落となり、先週末に急騰した2倍以上の下落となりました。

また、半導体関連株を中心にハイテク株が売られ、SUMCO(3436)が大幅安となり、東京エレクトロン(8035)、ニコン(7731)、アドバンテスト(6857)なども大きく値を下げています。さらに、日本電産(6594)は年初来安値を更新しました。

その他では、トヨタ自動車(7203)、三菱自動車(7211)など自動車株も概ね安く推移し、KDDI(9433)やソフトバンクグループ(9984)など通信株も軟調な展開となりました。

一方、ファーストリテイリング(9983)が上昇し、アステラス製薬(4503)は年初来高値を更新しました。また、任天堂(7974)が大幅続伸となり、しまむら(8227)や資生堂(4911)も大きく値を上げています。

ただ、閑散相場の影響で、目立って上昇する株や下落する株は少なかったと見られます。

新興市場では、時価総額が最大のメルカリ(4385)が反落となり、CYBERDYNE(7779)は値を下げて年初来安値を更新しました。また、ZUU(4387)が大幅続落となって安値更新となり、約1カ月半前に付けた年初来高値(上場来高値)から半値以下の水準まで下落しています。

一方、ユーザベース(3966)が上昇し、グレイステクノロジー(6541)は+10%超高の急騰となりました。

青山 諭志

ニュースレター

慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット動向、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄や投資といった個人の資産運用動向を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。