2. 【Vポイントの活用術】まずは知っておきたい基礎知識

Vポイントについて、まず知っておきたいのは、どこで貯まるかということです。実はVポイントは4月のローンチタイミングからさらに提携先を拡大しています。2024年11月時点で提携先は大手チェーンを中心に約16万店舗、加えてVisaに対応する約1億店舗(国外含む)でもポイントを貯めることができます。

Vポイントは幅広い場所で貯めたり使ったりすることができる

資料

出所:CCCMKホールディングス株式会社、三井住友カード株式会社

また、貯め方にも変化があります。従来のTポイントは「ポイントカードの提示」で貯めて、そのあとは別の方法で「決済」する必要がありましたが、新Vポイントは三井住友カードによる決済でもVポイントが貯まるようになりました。すなわち、「ポイントカードの提示」と「決済」で二重取りができるのです。

この三井住友カードによる決済で鵜飼氏が特におすすめするのは、「スマホのタッチ決済」です。なぜなら、一部店舗ではスマホのタッチ決済限定で最大7%還元になるためです。対象店舗はセブン-イレブンやローソン、マクドナルド、サイゼリヤなど日常使いする大手チェーンで構成されており、Vポイントを使うべき大きな理由となっています。

一部店舗は「スマホのタッチ決済」で最大7%還元になる

資料

出所:CCCMKホールディングス株式会社、三井住友カード株式会社

鵜飼氏がよくある間違いとして注意を促したのは、支払い方法によって還元率が異なるということです。決済方法による特約店の還元率は以下となっています。

  • スマホのタッチ決済/Visa加盟店:0.5%~、Visa加盟店(7%特約店):7.0%~
  • カード現物によるタッチ決済/Visa加盟店:0.5%~、Visa加盟店(7%特約店):5.0%~
  • カード差し込み/Visa加盟店:0.5%~、Visa加盟店(7%特約店):0.5%~

得しているつもりが、条件を満たしていないという場合は結構ありそうなので、もしすでに利用している人は改めてチェックしておきましょう。