2.6 カレンデュラ(キンセンカ)

温かみのあるイエローやオレンジの花が鮮やかな「カレンデュラ」

鮮やかなオレンジ色の花を咲かせているカレンデュラ

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カレンデュラはイエローやオレンジの花が咲く一年草(原産地では多年草)。暖地では12月から開花するので、日のよく当たる暖かいべランダであれば、冬から花を楽しめます。基本的には春が花の見頃です。

寒さに強い品種「冬しらず」は暖地以外でも冬に花を楽しめます。丈夫で育てやすく、鮮やかな花はパンジー・ビオラとも好相性です。

※参考価格:200円~600円前後(3号ポット苗)

2.7 宿根ネメシア

かわいらしい小花が集まって咲く「宿根ネメシア」

紫色の花びらで中央が黄色のネメシアの花

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温暖地では真夏以外は一年中開花する宿根ネメシア。たくさんの小花が集まって作る花房が華やかで、春らしい雰囲気が楽しめます。

花色も豊富で、ベランダの主役として育てるほか、他の花と組み合わせて植えるのもおすすめ。氷点下を下回る場所で育てると弱ってしまうので、寒風が吹きつける場所は避けましょう。

※参考価格:400円~700円前後(3号ポット苗)

3. まとめにかえて

今回は、秋冬のベランダを彩る植物を7つご紹介しました。

秋冬から春にかけて開花する植物は花期が長いので、定期的に肥料を与え、花がら摘みをするのがおすすめ。花つきもよくなり、より長く花を楽しめます。

ベランダで植物を育てるときは、周囲の状況に十分配慮することも大切。とくにマンションの場合、避難を妨げる物を置かないなど、ルールが定められている場合がほとんどです。

規約などを事前に確認しておき、ルールを守ってガーデニングを楽しみましょう。

LIMO編集部