2. iDeCoで毎月3万円拠出した場合の節税効果をシミュレーション!

iDeCoに節税効果があることは分かったけれど、具体的にどれくらいあるの?と思う方もいるでしょう。そこで、以下の条件で所得税や住民税をどれだけ節税できるのか、シミュレーションをしてみました。

  • 年齢:40歳
  • 年収:500万円
  • 毎月の掛金:3万円
  • 運用年数:25年

2.1 毎年の節税効果

※社会保険料控除は年収の14.39%とする
※住民税は一律10%とする
※課税所得 = 年収 - 給与所得控除 - 社会保険料控除 - 基礎控除とし、端数金額の処理はせずに計算

iDeCo加入の場合では、所得税・住民税ともに3万6000円、年間合計7万2000円が節税できる結果となりました。

給料がなかなか増えない状況で、毎年これだけのお金を捻出できるのは魅力的です。

しかも、この効果は投資商品の運用結果とは関係ありません。

たとえ投資信託などが値下がりして損失が出たとしても、節税効果は常に生まれるということです。