2. 【秋~冬の庭】植えてよかった日陰の多年草6選

2.1 シュウメイギク

秋らしい風情と品のある花姿が魅力の「シュウメイギク」

淡いピンク色の花を咲かせるシュウメイギク

筆者撮影

  • 学名:Anemone hupehensis
  • 科名・属名:キンポウゲ科イチリンソウ属

秋風に揺れながら咲く姿が優雅なシュウメイギク。白やピンクの花はシンプルながらも品があり、秋らしい風情を感じさせます。

秋は明るい色彩の花が少なくなる季節なので、庭の彩りとして毎年咲くのを楽しみにしている花のひとつです。

キンポウゲ科の花の特徴として、花の寿命が長いというのもうれしいところ。湿った土壌を好み、乾燥にはやや弱いので、土の表面が乾いたら水やりしましょう。
※参考価格:300円~400円前後(3号ポット苗)

2.2 フジバカマ

野趣あふれる小花が清楚な「フジバカマ」

ピンクのつぼみと小さな白い花が美しいフジバカマ

筆者撮影

  • 学名:Eupatorium japonicum
  • 科名・属名:キク科ヒヨドリバナ属

フジバカマは60~100センチほどの背丈になり、控えめで野趣あふれる花が清楚な雰囲気。強健でほとんど手をかけなくても育ちます。

1株植えるだけでも年を経るごとに周囲に広がるので、適度にテリトリーを制限しながら育てるのがオススメです。水切れに弱いので気をつけましょう。

フジバカマは蜜を求めてアサギマダラが集まることで知られている花。いつか筆者の庭にも飛んでくることを心待ちにしています。
※参考価格:400円~600円前後(3号ポット苗)