マーベラス、1Q売上高は前期比130.6% 『Fate』シリーズ最新作など国内タイトルが好調

2018年7月31日に行われた、株式会社マーベラス2019年3月期第1四半期決算説明会の内容を書き起こしでお届けします。IR資料

スピーカー:株式会社マーベラス 代表取締役副社長 COO 泉水敬 氏

目次

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泉水敬氏:みなさま、こんにちは。代表取締役副社長の泉水でございます。2019年3月期第1四半期の決算につきまして、Web配信によりご説明させていただきます。所要時間は、15分程度でございますので、最後までよろしくお願い申し上げます。

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それではこちらが、本日ご説明させていただく資料の内容です。初めに第1四半期の決算概要、次にセグメント別の状況と通期業績予想について、ご説明させていただきます。

業績ハイライト(損益計算書)

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それではまず、第1四半期の決算概要についてご説明させていただきます。

まずは、業績ハイライトです。売上高は、前年同期比130.6パーセントの62億9,600万円。営業利益は、同91.8パーセントの6億5,000万円となりました。コンシューマ事業におきまして、新作タイトルの販売が好調に推移したことなどにより、増収となったものの、オンライン事業の低迷により利益率が低下して、減益となりました。

セグメント別概況

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続きまして、こちらがセグメント別の実績です。

オンライン事業は、売上高が前年同期比98.8パーセントの23億200万円。セグメント利益は、同9.6パーセントの2,900万円となりました。サービス開始から年数が経過した長期運営タイトルの売上が減少したことに加えて、前期リリースしたタイトルの一部で十分な貢献ができず、減収減益となりました。

コンシューマ事業は、売上高が前年同期比199.3パーセントの26億6,800万円。セグメント利益は、同187.4パーセントの5億900万円となりました。国内の新作ゲーム販売や、アミューズメントビジネスが好調に推移して、増収増益となりました。

音楽映像事業は、売上高が前年同期比113.9パーセントの13億2,600万円。セグメント利益は、同104.5パーセントの4億5,400万円となりました。アニメの二次利用収入や、ステージ関連のパッケージ販売が好調に推移し、増収増益となりました。

セグメント別売上構成(四半期毎)

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続きまして、こちらは、四半期ごとのセグメント別の売上構成となっております。オンライン事業が、引き続き低調な推移となっておりますが、コンシューマ事業が前年同期比で大きく増加しております。

貸借対照表(要約)

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続きまして、こちらは、貸借対照表の要約になります。主に配当および法人税等の支払いにより、流動資産・純資産が減少しております。

オンライン事業 2019年3月期1Qまでの進捗状況

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それでは続いて、セグメント別の状況についてご説明させていただきます。

まずは、オンライン事業です。『シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK』など、前期後半よりサービスを開始したタイトルの一定の貢献があったものの、長期運営タイトルの売上低下により、減収減益となりました。

一方で、海外展開につきましては、『戦刻ナイトブラッド』の台湾・香港・マカオでの配信を決定し、この(2018年)7月よりサービスを開始しております。また『戦刻ナイトブラッド』は、中国本土への配信も決定しております。

加えて、『シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK』も、中国本土への配信を決定しております。なお、前期リリースした『オーディナル ストラータ』につきましては、この度協業先のフジゲームスさまへ運営移管するとともに、当社における開発費を一括償却いたしました。

オンライン事業 2019年3月期2Q以降の取り組み

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続いて、オンライン事業の今後の取り組みです。

(2018年)5月で1周年を迎え、8月には舞台公演を控える『戦刻ナイトブラッド』や、7月からテレビアニメの放送を開始した『千銃士』、家庭用ゲーム向けソフトでも各種展開を控える『閃乱カグラ』シリーズなど、IPのマルチ展開を軸に、配信中タイトルの育成強化に、最大限注力してまいります。また、『剣と魔法のログレス いにしえの女神』につきましても、引き続き有力なコラボ等による、売上の維持向上に努めてまいります。

一方で、各タイトルの採算性を慎重に見極め、選択と集中により、経営効率の向上にも努めてまいります。さらに、より長い目線では、戦略的に外部の著名プロデューサーの協力も得ながら、ゲームに限らず、さまざまなアプリへもチャレンジし、プロデュース力やタイトルラインナップの強化に努めてまいります。

コンシューマ事業 2019年3月期1Qまでの進捗状況

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続いて、コンシューマ事業の状況について、ご説明させていただきます。

国内の新作タイトル販売やアミューズメント形態の販売が好調に推移したことにより、増収増益となりました。国内におきましては、Fateシリーズの最新作『Fate/EXTELLA LINK』をPlayStation®4とPlayStation®Vita向けに(2018年)6月7日に発売し、好調に販売数を伸ばしております。

海外につきましては、子会社マーベラスUSAより『Bullet Witch』をWindows PC向けに配信したほか、旧作のリピート販売が好調に推移いたしました。

アミューズメントにつきましては、『ポケモンガオーレ』の好調継続に加えて、『TRYPOD』が海外も含めて順調なセールスを継続しており、引き続き国内海外ともにさらなる拡販に努めるほか、新たなチャレンジにも取り組んでまいります。

コンシューマ事業 2019年3月期2Q以降の取り組み

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続いて、コンシューマ事業の今後の取り組みについて、ご説明させていただきます。

国内では、『リトルドラゴンズカフェ -ひみつの竜とふしぎな島-』をNintendo SwitchとPlayStation®4向けに、(2018年)8月30日に発売することを決定しております。本作はオリジナル新作ながら、予約数も順調に伸びており、さらなる販売強化に努めてまいります。

さらに、『閃乱カグラ』シリーズの最新作 『PEACH BALL 閃乱カグラ』を、Nintendo Switch向けにリリースすることを決定しております。

海外につきましては、マーベラスUSAおよびマーベラスヨーロッパより、『シノビリフレ -SENRAN KAGURA-』や、『SENRAN KAGURA Burst Re:Newal』、『Fate/EXTELLA LINK』の海外版の発売を予定しております。

音楽映像事業 2019年3月期1Qまでの進捗状況

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続いて、音楽映像事業の状況について、ご説明させていただきます。

前年同期と比べ、アニメ制作費の償却費用が増加したものの、映像配信を中心としたライブラリ作品の二次利用収入の拡大および、ステージ関連のパッケージ販売の好調により、増収増益となりました。

音楽映像制作部門におきましては、TVアニメ『東京喰種トーキョーグール:re』を(2018年)4月6月まで放送いたしました。

ステージ制作部門におきましては、「ミュージカル『薄桜鬼 志譚』土方歳三篇」「ミュージカル『青春 -AOHARU-鉄道』3~延伸するは我にあり~」「ミュージカル『テニスの王子様』15周年記念コンサート Dream Live 2018」「舞台『ジョーカー・ゲームⅡ』」といったシリーズ作品を、多数公演いたしました。これらの公演は、すべて第2四半期の計上となりますが、いずれも好評をいただきました。

また、「舞台『刀剣乱舞』」『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』シリーズのパッケージ販売が、それぞれ好調に推移いたしました。

音楽映像事業 2019年3月期2Q以降の取り組み

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続いて、音楽映像事業の今後の取り組みについて、ご説明させていただきます。

音楽映像制作部門におきましては、ゲームアプリも配信中の『千銃士』のTVアニメを、(2018年)7月3日より放送開始いたしました。また、4月から6月まで放送いたしました、TVアニメ『東京喰種トーキョーグール:re』の第2期の放送を、10月より予定しております。

ステージ部門におきましては、大人気シリーズ舞台『刀剣乱舞』では、最新作の「舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰」の公演を6月2日から7月29日まで行い、おかげさまで、今回も大盛況となりました。

また、15周年を迎えた「ミュージカル『テニスの王子様』」は、シリーズの中でもとくに人気の高い氷帝公演が、7月12日よりスタートしております。

さらに、当社の事業横断でクロスメディア展開する「舞台『戦刻ナイトブラッド』」を8月に予定しているほか、9月には前期の新作舞台である「舞台『モブサイコ100』」の続編公演と、『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』シリーズ初となる、ライブ講演『あんステフェスティバル』の開催を予定しております。

そして、9月~10月にかけては、大人気漫画『家庭教師ヒットマンREBORN!』を原作とした舞台公演も予定しております。

以上が、各セグメントの概況となります。

2019年3月期 業績予想

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これらを踏まえまして、最後に今期の業績予想です。当初の発表どおり、引き続き、売上高で250億円、営業利益・経常利益で45億円、当期純利益で29億8,000万円を目指し、取り組んでまいります。

以上をもちまして、決算説明を終了させていただきます。最後までご視聴いただきまして、誠にありがとうございました。

記事提供:ログミーファイナンス

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