3.3 富裕層は「学習をし続ける」
筆者のこれまでの経験からすると、富裕層は自己啓発や学習に対する意欲が非常に高く、常に最新の情報やスキルを取り入れようとしています。
読書だけでなく、セミナーやワークショップへの頻繁に参加し、自身の知識を深めることに積極的に投資しています。
このような学習意欲が行動力を生み出し、人脈へとつながり、結果として大きな利益を生むこともありそうです。
私たちも、考えるよりもまずは行動することを心がけ、興味のあることには積極的に挑戦していきたいですね。
4. まとめにかえて
今回は純金融資産1億円以上の富裕層の割合や、彼らの共通点について解説してきました。
今の日本では預金をしていてもお金は全く増えないため資産運用を取り入れる人も多くなっていますが、リスクをしっかりと考えて運用をしていくことは富裕層でもマス層でも変わらず重要なことです。
既に資産運用を始めているという方は、誰かの真似ではなく、自分に合ったリスク配分で運用できているのか改めて確認してみましょう。
また、いかにしてお金を増やすかが注目されがちですが、病気やケガなど自身に何かあった際にせっかく増やした資産を大きく切り崩さなくて済むよう、同時に保障を持つことなども大切です。
どんな未来になっても生活に困ることのないよう、運用と保障のバランスの取れた設計をしていくことが理想です。
今回は富裕層についてお話ししてきましたが、資産を大きく増やすことが重要なわけではなく、自分自身が幸せに暮らすためのお金を準備するということが重要です。
人によって必要なお金は変わりますので、自分の目標達成のための資産運用をしていきましょう。
参考資料
矢武 ひかる