4.3 厚生年金
- 〈全体〉平均年金月額:14万3973円
- 〈男性〉平均年金月額:16万3875円
- 〈女性〉平均年金月額:10万4878円
※国民年金部分を含む
4.4 受給額ごとの人数(全体)
- 1万円未満:6万1358人
- 1万円以上~2万円未満:1万5728人
- 2万円以上~3万円未満:5万4921人
- 3万円以上~4万円未満:9万5172人
- 4万円以上~5万円未満:10万2402人
- 5万円以上~6万円未満:15万2773人
- 6万円以上~7万円未満:41万1749人
- 7万円以上~8万円未満:68万7473人
- 8万円以上~9万円未満:92万8511人
- 9万円以上~10万円未満:112万3972人
- 10万円以上~11万円未満:112万7493人
- 11万円以上~12万円未満:103万4254人
- 12万円以上~13万円未満:94万5662人
- 13万円以上~14万円未満:92万5503人
- 14万円以上~15万円未満:95万3156人
- 15万円以上~16万円未満:99万4044人
- 16万円以上~17万円未満:104万730人
- 17万円以上~18万円未満:105万8410人
- 18万円以上~19万円未満:101万554人
- 19万円以上~20万円未満:90万9998人
- 20万円以上~21万円未満:75万9086人
- 21万円以上~22万円未満:56万9206人
- 22万円以上~23万円未満:38万3582人
- 23万円以上~24万円未満:25万3529人
- 24万円以上~25万円未満:16万6281人
- 25万円以上~26万円未満:10万2291人
- 26万円以上~27万円未満:5万9766人
- 27万円以上~28万円未満:3万3463人
- 28万円以上~29万円未満:1万5793人
- 29万円以上~30万円未満:7351人
- 30万円以上~:1万2490人
上記のとおり、厚生年金は月額1万円未満から30万円以上と大きな開きが見られます。
厚生年金に加入して働く人の働き方はさまざまあるため、こうした個人差も生じます。
ここまでシニア世代の年金額について見てきましたが、老後対策を進める際にはご自身の年金額を把握しましょう。
ねんきん定期便やねんきんネットでは、現時点での加入実績に基づいた年金見込み額を確認できます。また、「日本年金機構」の公式サイトにある「ねんきんネット」を利用すれば、自分の将来の年金額をシミュレーションすることも可能です。
5. まとめにかえて
本記事では、厚生年金と国民年金の仕組みや年金受給額について確認しました。
年金のみで老後の生活費をまかなうのは容易ではないことがお分かりいただけたと思います。
安心して老後を迎えるために、年金だけに依存することのないよう、他の収入や資産を準備しておきましょう。
たとえば、NISAやiDeCoといった資産形成をサポートする制度を活用した方法もあります。
上手く活用することで貯金だけで準備するよりも効率よくお金を増やすことが可能となります。
ただし資産形成にはリスクも伴います。ただ始めればいいというものではありません。リスクを理解した上で自分にあった資産運用方法を選ぶことが大切です。
少しでも理想の老後生活をおくれるために、少しでも早く自分にあった方法を見つけていきましょう。
参考資料
立野 力