3. 女性の給与事情はどうなっているのか
一方、女性の給与実態はどのようになっているのでしょうか。
国税庁官官房企画課「令和5年分民間給与実態統計調査」によると、女性の給与分布は以下のとおりです。
3.1 女性の給与分布(令和5年)
年収 割合
- 100万円以下 14.1%
- 100万円超200万円以下 20.5%
- 200万円超300万円以下 19.6%
- 300万円超400万円以下 18.1%
- 400万円超500万円以下 12.7%
- 500万円超600万円以下 6.7%
- 600万円超700万円以下 3.4%
- 700万円超800万円以下 1.9%
- 800万円超900万円以下 1.0%
- 900万円超1000万円以下 0.7%
- 1000万円超1500万円以下 1.0%
- 1500万円超2000万円以下 0.2%
- 2000万円超2500万円以下 0.1%
- 2500万円超 0.1%
もっとも分布割合が高いのは年収100万円超から200万円以下です。また、年収1000万円超の人は、わずか1.4%となっています。
女性はパートや非正規社員の人などが多いこともあり、給与水準は全体的に低くなっています。
4. 転職や副業で年収アップを目指そう
現在の年収に満足していない人も多いかもしれません。
そのような人は、転職や副業で年収アップを目指すのも一つの手段です。
今は転職や副業を支援するサービスも多くあるため、ぜひこれらを活用して年収を上げてみてください。
参考資料
苛原 寛