3. 【インバウンド】1人当たりの旅行支出は?
全国籍・地域の訪日外国人(一般客)1人当たりの旅行支出は23万9000円と推計。国籍・地域別に見ると、米国は36万3915円で、2019年同期比で92.5%増、前年同期比で22.7%増という結果になりました。
また、米国人の旅行者数は76万9671人で、米国人の消費額(1人当たりの旅行支出✕米国人の旅行者数)は2801億円という数値を出しています。
米国人の平均泊数は12.7日で、1人当たりの総額は36万3915円。宿泊費15万8112円、飲食費8万6735円、買物代5万7471円、交通費4万5594円、娯楽等サービス費1万5994円、その他0円となりました。
3.1 米国人の1人当たりの旅行支出
- 宿泊費:15万8112円
- 飲食費:8万6735円
- 買物代:5万7471円
- 交通費:4万5594円
- 娯楽等サービス費:1万5994円
- その他:0円
- 総額:36万3915円
4. 【インバウンド】米国は今後も増加の見通し
今回は、2024年4~6月期の全国調査結果から米国の消費動向についてご紹介しました。
米国は、1人当たりの旅行支出の総額が平均値よりも高く、特に宿泊費を使用していることが分かりました。2024年の秋以降も引き続き、米国からの訪日観光客の増加が予想されます。
参考資料
成瀬 亜希子