2. 【年収別にシミュレーション】老後に受け取れる年金額はいくら？
本章では、老後に受け取れる年金額をシミュレーションしていきます。
今回は下記のモデル条件で、平均年収ごとの年金額を見ていきます。
- 1975年生まれ
- 会社員として40年間勤務
- 65歳から年金受給を開始
厚生労働省の「公的年金シミュレーター」の結果によると、平均年収ごとの年金受給額の目安は下記のとおりです。
【平均年収ごとの目安年金受給額（月額）】
- 平均年収200万円：約10万6000円
- 平均年収300万円：約12万6000円
- 平均年収400万円：約14万1000円
- 平均年収500万円：約16万1000円
- 平均年収600万円：約18万円
- 平均年収700万円：約19万6000円
- 平均年収800万円：約21万1000円
- 平均年収900万円：約23万4000円
- 平均年収1000万円：約23万6000円
厚生年金に加入している年収1000万円の給与所得者の場合、老後に約23万6000円の年金が受け取れます。
年収1000万円の人にとっては、月額23万円が「少ない」と感じるかもしれません。
しかし、厚生労働省年金局の「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、厚生年金の平均月額は約14万円であるため、月額23万円も年金を受け取れる人は「羨ましい」存在であることは間違いないでしょう。
