「山小屋での昼寝中、部屋に現れた生き物」がX上で話題になっています。
投稿したのは、Xユーザーの@yamanuts3193さん。
当ポストは2024年10月2日時点で7万4000件を超えるいいねを集めるなど大きな反響を呼んでいます。
「オコジョに関するエピソード」が話題となったことに関連し、記事後半では絶滅のおそれがある野生生物の保護に関する規制や罰金などについても紹介します。
※投稿された写真は【写真3枚】をご参照ください
※今回紹介するポストは、投稿者様の許可を頂いております
1. 山小屋で寝ていたらやって来た「オコジョ」
「部屋で寝てたらオコジョが入ってきた(笑)」そんなコメントとともに投稿されたのは、1本の動画でした。
そこには、昼寝をしていた@yamanuts3193さんが目にした光景が収められています。外に面した扉の間から、小さな生き物が姿が…。どうやら「オコジョ」がやって来たようです。
イタチ科に属するオコジョの中でも、ホンドオコジョやエゾオコジョは準絶滅危惧種に分類されています。なんとも珍しい訪問者に、思わず驚いてしまいますね。
2. ベッドの下から物音が聞こえて気がついた
オコジョに遭遇したのは、静岡県の標高2600mの場所にある「千枚小屋」という山小屋とのこと。ベッドの下で「ごそごそ」と音がして覗いてみると、そこにはオコジョの姿があったといいます。
当時の心境を聞いてみると、「この日は休日でゆっくり寝られるので、一度起きた後部屋を換気のためドアと窓を開けて二度寝してました。そうすると、ベッドの下から動物が動く音がしたので、ねずみなかなぁと思い覗いてみたらオコジョがいたので、びっくりしたという感じです」と話す@yamanuts3193さん。
山小屋付近には、鹿や鳥なども生息。今回オコジョが撮影された場所から1時間ほど上がると、ライチョウの生息域もあるそうです。
小さな身体と素早い動きがなんともオコジョ。そんな山小屋でのエピソードに驚いた人は多いようで、投稿には7万件ものいいねが集まる大反響となりました。
コメント欄には「なんてマジカルなお部屋なの」「希少動物!実際に見た事ありません」「嬉しい訪問者ですね」「実際に会えるなんて羨ましい」「オコジョってこんなに小さいんですね!」など、さまざまな感想が寄せられています。
部屋で寝てたらオコジョが入ってきた(笑)"#千枚アイドル pic.twitter.com/iZyxm4Cxqn
— Yamanuts /千枚小屋番 (@yamanuts3193) September 28, 2024
3. 絶滅の恐れのある野生生物を保護するために定められた規制
オコジョに関するエピソードが話題となったことに関連し、ここからは絶滅のおそれがある野生生物の保護に関する規制などを紹介します。
絶滅のおそれのある野生動植物の種を無秩序な採取・乱獲などから保護するための条約に、「ワシントン条約」があります。ワシントン条約では、絶滅のおそれがある野生動植物の国際取引を規制しています。
また日本国内では「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(通称、種の保存法)」により、絶滅のおそれがある野生生物の「国内での取り扱い」を規制しています。平成25年には「罰則の大幅強化」といった改正がおこなわれました。
ちなみに、違法な取引・捕獲に対する罰則については以下の通りとなっています。
- 違法な譲渡捕獲輸出入:個人の場合は5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金、法人の場合は1億円以下の罰金
- 違法な陳列広告:個人の場合は1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金、法人の場合は2000万円以下の罰金
4. 山小屋での日々の出来事を発信中
いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「山小屋に現れたオコジョ」を紹介しました。
普段は山小屋のスタッフとして活躍されているという、投稿主の「@yamanuts3193」さん。取材の最後、山小屋で働こうと考えた経緯について聞いてみると、「山小屋で働こうと思った経緯は、学生時代ワンダーフォーゲルの時に南アルプスの山々を縦走し、その時に山小屋でお米を分けて頂いた事があり、その時の恩返しがしたく昨年は北岳の山小屋で働いておりました」
「昨年も南アルプスの北岳の山小屋、今年は南アルプスのまた別の山小屋で働きたいと思っていた所、千枚小屋の管理人がXでスタッフを募集しており、詳しく話を聞いてみると自分と同じ京都出身で年齢も近かった為、面白そうだなと思い、今年度は千枚小屋でお世話になっております」と話す@yamanuts3193さん。
来年は登山が盛んな台湾の山に挑戦を考えているそうで、「現在お付き合いさせて頂いている方も別の山小屋で働いており来年2人で貯金したお金で台湾に行ければと考えております。私自身は中国に2年ほど留学の経験があり、中国語であれば多少話せるため、台湾に行きたいと思うようになりました」と話してくれました。
今回ご紹介した写真のほかにも、Xでは日々の山小屋での出来事を投稿されています。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
参考資料
小野田 裕太