エーザイが上場来高値を更新! 日経平均株価は続伸

【東京株式市場】 2018年7月25日

株式市場の振り返り-日経平均株価は続伸、売買代金は2兆円割れの薄商い

2018年7月25日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,614円(+103円、+0.5%) 続伸
  • TOPIX 1,753.4(+6.6、+0.4%) 続伸
  • 東証マザーズ総合指数 1,063.7(+5.7、+0.6%) 続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,267、値下がり銘柄数:729、変わらず:106
  • 値上がり業種数23、値下がり業種数:10
  • 年初来高値更新銘柄数:38、年初来安値更新銘柄数:10

東証1部の出来高は11億3,815万株、売買代金は1兆9,846億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。特段目立ったニュースがなかったことに加え、企業の決算発表本格化を控えて様子見スタンスがいっそう強まったと考えらえます。

出来高は11億株台前半まで落ち込み、売買代金は6月25日以来の2兆円割れとなっています。

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そのような中、日経平均株価は値幅の狭いレンジながら、終日プラス圏で推移しました。日中の高値は前場の半ばに+135円高、安値は同じく前場の半ばの+36円高でした。大引けに掛けてやや盛り返して、何とか3桁の上昇となる続伸で引けています。

なお、TOPIXも同じような値動きの結果、続伸で終わりました。

東証マザーズ総合指数は続伸、売買代金は9日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は3,984万株、売買代金は762億円となり、いずれも前日より減少しました。相変わらず個人投資家の物色意欲の戻りは鈍く、出来高は4,000万株を割り込み、売買代金は9日連続で1,000億円を下回る低調な商いとなっています。

なお、総合指数は続伸となりました。1,000ポイント割れの懸念は低くなりましたが、個人投資家の投資意欲を刺激するような物色テーマの登場が待たれます。

ファナックや信越化学工業が大幅高、三菱自動車が一時▲5%超安の急落

個別銘柄では、引け後に決算発表を控えたファナック(6954)と信越化学工業(4063)が期待感の高まりからいずれも大幅高となり、アドバンテスト(6857)も同様に値を上げました。

また、エーザイ(4523)が一時+7%高に迫る急騰となって上場来高値を更新し、資生堂(4911)も大幅上昇で引けています。

その他では、コマツ(6301)と日立建機(6305)が大きく値を上げて続伸となり、関西電力(9503)が年初来高値を更新したのが目を引きました。

一方、前日に決算発表を行った三菱自動車(7211)は、業績見通しの上方修正がなかったこと等から一時▲5%超安の急落となりました。

また、三井不動産(8801)が大幅安となり、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)など銀行株も冴えない値動きとなっています。

新興市場では、シルバーライフ(9262)やジェイテックコーポレーション(3446)が急騰し、メルカリ(4385)やZUU(4387)も小幅上昇となりました。一方、ブランジスタ(6176)が大幅安で4日続落となっています。

青山 諭志

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット動向、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄や投資といった個人の資産運用動向を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。