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(初公開日:2023年9月2日)

「年金」といえば「老後生活になくてはならないもの」、「いくらもらえるのか気になる」など、人によってさまざまな印象を抱くと思います。

もしかすると、今の若い世代の人の中には、「年金なんて自分たちが老後を迎える頃にはなくなっているんじゃないか」と思っている人もいるかもしれません。

制度自体がなくなることは考えにくいですが、受給できる金額や受給開始年齢はもしかすると、今とは大きく異なる可能性はありますね。

さて、今実際に年金を受給している人は、いったいどれくらい受け取っているのでしょうか。

年金は2ヶ月に1回の支給であり、次は10月13日となります。また、10月には介護保険料等の特別徴収額が変更となり、年金の振込額が変更となる方へ「年金振込通知書」も送付される予定です。

そこで今回は、厚生年金と国民年金の受給額について、いま現在受給している方の受給額と、10月送付予定の年金振込通知についてみていきたいと思います。

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1. 「国民年金と厚生年金」の仕組み。2023年度の年金額は67歳以下で2.2%の増額へ 

日本の年金制度は「2階建て」といわれており、国民年金と厚生年金の2種類で構成されています。それぞれの特徴は以下の通りとなってます。