4. 種まきを成功させるコツ
4.1 新鮮な種を使う
新鮮な種ほど発芽率が高いので、種袋に表示されている使用期間内に種まきしましょう。自分で採取した種を使う場合は、種を紙袋に入れ、まき時まで乾燥した冷暗所で保管するのがオススメです。
4.2 温度と湿度を確保する
一般的には20〜25度が種まきの適温ですが、植物によって発芽に適した温度はさまざま。種袋に記載されている推奨温度に従いましょう。
発芽するまでビニールやプラスチックでおおうと、温度や湿度が保たれ発芽率が向上します。ただし高温多湿にならないように管理しましょう。
4.3 水やりは慎重に
過湿になるとカビや病気が発生しやすくなるため、土が乾きかけたら水を与えるのがポイント。霧吹きやジョウロで優しく水をかけ、種が流れないように注意しましょう。
4.4 日光を調節する
種まきして発芽するまでの間は、日陰で風当たりが強くない場所に置きましょう。発芽後はビニールカバーを外して日なたに移動すると、茎が細く伸びすぎる「徒長」を防げます。
4.5 間引きと植え替えをする
密集して発芽している場合は、茎が太く元気に育っているものを残して、早めに間引きをおこないましょう。本葉が2〜3枚になったら、鉢や庭に植え替えます。植え替えの際は、根を傷めないようにしてください。