1. ベランダガーデニング向きの「常緑多年草・低木」今から植える秋の花3選

1.1 ゼラニウム

【写真1枚目/全6枚】異国情緒漂うベランダに仕上がる「ゼラニウム」など、《ベランダガーデンに今から植えたい秋咲きの花》厳選して紹介します!

ゼラニウム

Maria Pomelnikova/shutterstock.com

すっと伸びた花茎の先に色鮮やかな花を花束のように咲かせるゼラニウム。ヨーロッパではベランダの手すりにゼラニウムのハンギングがかかっている光景をよく見かけます。異国情緒漂うおしゃれなベランダを目指す方におすすめのお花です。

花色は赤、オレンジ、紫、白、ピンクなど、ぱっと目を引く鮮やかな色が多い印象。品種によって花期が異なるため、秋に花を楽しみたい方は四季咲きを選びましょう。四季咲きのゼラニウムは春と秋に開花します。

弱アルカリ性の土を好むため、ハーブ用培養土に植え付けましょう。開花中は2か月に1回程度、固形肥料を適量与えると花付きがよくなります。植え替え適期は初夏と秋です。

※参考価格:300~1000円前後(3号ポット苗)

1.2 ユリオプスデージー

ナチュラルな黄色い花を咲かせるユリオプスデージー

ナチュラルな黄色い花を咲かせるユリオプスデージー

NataliaCatalina/istockphoto.com

晩秋から春にかけて、ナチュラルな黄色い花を咲かせるユリオプスデージー。花が少ない冬に咲き誇り、元気をくれますよ。銀白色の葉もおしゃれです。

真夏の直射日光や冬の霜に弱いため、季節に合わせて環境を調整しやすいプランター栽培が適している植物。小さいうちは草本のような姿ですが、低木なので成長すると幹が木化します。

乾燥や病虫害に強く、丈夫で育てやすいのも嬉しいポイント。成長が早いため、大きめのプランターに植え付けて育てましょう。1~2年に一度、初夏か秋に植え替えと剪定を行います。このとき、枝と根を2/3程度のサイズになるように切り戻すと、大きさをキープできますよ。

※参考価格:300~1000円前後(3~3.5号ポット苗)

1.3 オステオスペルマム

春と秋の2回、おしゃれな花を次々と咲かせる「オステオスペルマム」

黄色いオステオスペルマム

Mira Drozdowski/shutterstock.com

オステオスペルマムは春と秋の2回、おしゃれな花を次々と咲かせます。品種が豊富で、秋らしいビタミンカラーや大人っぽいアプリコットカラー、キュートなピンクやうす紫など、たくさんの花色が販売されています。花びらの形が個性的な品種もあるため、複数の品種を育ててみるのも楽しいですよ。

寄せ植えの主役として大活躍のオステオスペルマムですが、こんもりと大きく育つため、単体で植えても見栄えがします。ベランダを華やかに彩りたい方におすすめです。

高温多湿や寒さにやや弱いため、冬は霜が当たらない場所に置き、真夏は半日陰で管理しましょう。開花中は日向に置き、定期的に肥料を適量与えて花がら摘みをしておくと、花つきがよくなります。植え替え適期は初夏と秋です。

※参考価格:600~1000円前後(3~3.5号ポット苗)