3. 〈団地暮らしを自分らしく!アイデアその1〉「好き」を詰め込んでレトロな雰囲気を活かす

築年数が経過している団地の場合、キッチンといった設備もそのまま使われているなど、デザインが古く感じられる場合もあります。

年数が経過した住宅設備をあえて活かして、レトロ空間に仕上げてみてはいかがでしょうか。

カラフルな照明器具やシール、タイルを飾り、とにかく賑やかな色合いにすることでレトロポップな空間づくりが可能です。

レトロ感を演出するなら、ポップでカラフルな色のものをたくさん使ってみましょう。

キッチンには昔懐かしいホーロー鍋やキッチンツールなどを並べて賑やかにすることで、昭和の懐かしい雰囲気が感じられる空間づくりもできます。

アンティークなチューリップライトや、ポップな色合いの照明を吊るすだけで、一気にレトロ感がアップします。

最近では、賃貸の壁に貼っても剥がせるタイルや壁紙も販売されています。

団地暮らしのキッチンの壁に色使いがレトロなタイルをアクセントに使うだけでもグッと雰囲気がアップするでしょう。

レトロな花柄の壁紙をリビングのアクセントクロスとして使って、よりレトロな空間づくりをするのもおすすめです。

よりレトロな雰囲気を演出するなら、ノスタルジックな雰囲気漂うアートを飾りましょう。

昔の大物スターの若い頃の写真を飾ったり、レコードやカセットテープなどを並べたりしてみるのも良いかもしれませんね。

4. 〈団地暮らしを自分らしく!アイデアその2〉間接照明で空間演出をするヴィンテージインテリア

お部屋は照明器具にこだわるだけで一気に垢抜けた空間になります。

ただ明かり取りのためだけの照明器具の他に、部屋に落ち着いた雰囲気を漂わせてくれる間接照明を取り入れてみてはいかがでしょうか。

部屋の角やデスクの上などにオブジェとして照明器具を設置し、少しリラックスしたいな、というタイミングのときに点灯し、その明かりを見て楽しむのも良いでしょう。

間接照明を取り入れる際には、電球の色に注意しましょう。

電球の色には、主に次の3種類あります。

  • 温かみのあるオレンジ色の「電球色」
  • 自然光に近い「昼白色」
  • 青白くて冷たい印象のある「昼光色」

間接照明のように、リラックス空間の演出をしたいならオレンジ色の電球色を選びましょう。

電球色は、昼光色や昼白色ほどの明るさはありませんが、見た目に優しくリラックスした雰囲気の演出が得意です。

リビングや寝室などで、くつろいでリラックスできる雰囲気をつくりたいときの照明は、電球色を使った間接照明を取り入れてみましょう。

ちなみに、昼光色は勉強や仕事などの細かい作業をするときに向いている色です。

また、昼白色は洗面所など身だしなみを整える場所におすすめです。

自然光に近い色をしているので、昼白色の照明で身だしなみを整えることで、外に出た時との雰囲気のギャップが出にくくなります。

また、化粧むらや厚塗り、男性であれば髭の剃り残しなどもしにくくなるなど、嬉しい効果も期待できます。

以上のように、電球の色によっておすすめのシーンが異なります。

団地暮らしのお部屋をリラックスできる空間にしたいなら、電球色の間接照明を取り入れてみてはいかがでしょうか。

5. 〈団地暮らしを自分らしく!アイデアその3〉ドライフラワーを使ってナチュラルインテリアを演出

ドライフラワーは簡単に飾れるインテリアアイテムです。

壁や天井に吊るしたり、花瓶に飾ったりしてナチュラルな雰囲気の演出ができます。

ドライフラワーは、雑貨屋などで購入することもできますが、自分でも作れることはご存知でしょうか。

ドライフラワーには、ハンギング法・ドライインウォーター法・シリカゲル法・グリセリン法の4種類の作り方があり、最も簡単なのはハンギング法です。

ハンギング法でのドライフラワーの作り方は、生花を麻紐などで縛り、風通しの良い日が直接当たらない場所に吊るし、1〜2週間待てば出来上がりです。

この時、1輪ずつ分けて吊るしましょう。

また、花瓶に生けていた花をドライフラワーにする場合は、水に使っていた部分を切り落として、余分な葉を取り除いてから作ってください。

ドライインウォーター法は、お花を少量の水に挿して、少しずつ蒸発させていってドライフラワーを作る方法。

シリカゲル法は、バラのような花びらの多い立体的な花に向いている方法で、シリカゲルを使ってドライフラワーを作る方法です。

グリセリン法はグリセリン溶液を使ってドライフラワーを作る方法など、様々な方法でドライフラワーは作れます。

ドライフラワーにしやすい花には、バラやスターチス、カスミソウなどがあります。

反対に、ドライフラワーに向いていない花は、百合、多肉植物、椿などの水分の多い花です。

乾燥までに時間がかかり花の色が悪くなりやすいため、向いていません。

ドライフラワーを飾りたい方は、ドライフラワーにしやすい花を選んで、一から作って飾ってみてはいかがでしょうか。

団地暮らしのシンプルなお部屋をドライフラワーでおしゃれに演出できますよ。