3. 造作収納でスペースを最大限活用
築古団地では、部屋が広いけれどそれぞれの部屋に収納が設置されてない場合や、部屋数が多すぎて有効活用しづらい場合もあります。
部屋の壁一面を利用して壁面収納にする、奥行きを作った収納にしてクローゼットにするなど、部屋の一部を収納に改造するのがおすすめです。
ただ単に部屋に広さがあるよりも、充実した収納があれば、格段に使いやすいさがあがります。
その際、造作工事を業者に依頼すれば、無駄な隙間やデッドスペースができないので、見た目にもすっきりする上、より使いやすい収納が実現します。
4. 使わない建具をつぶして収納スペースに
団地の間取りでは、複数の建具が近くに設置されていて片方をつぶしてしまっても不便にならないこともよくあります。
建具が多い間取りの場合、壁面が不足しており、収納スペースの確保が困難になりがちです。
そんな時は、建具をはめ殺しとして、その場所を収納にしてしまうのも一案です。
扉部分を覆い隠すような工夫をすれば、違和感なく室内に溶け込ませることができるでしょう。
5. 床の間をクローゼットに改造
和室の多い団地では、床の間がついている場合もあります。
床の間とは、和室でのおもてなしとして掛け軸や季節の花などを飾るスペースです。
しかし、床の間のある部屋を客間として使う場合を除いて、使わないことが多いものです。
そこで、この空間を利用して、クローゼットに改造すれば、スペースを有効に使えます。
ただし、もともと飾る空間として作られた空間のため、重いものを置いたり、人が乗ったりすることは想定されていません。
そのため、使用前には、床の材質や強度を確認するほか、できるだけ重量物は置かない方が無難かもしれません。