3. 玄関近くにある納戸を利用して、万能収納スペースへ

玄関には、収納や下駄箱がない築古団地も、玄関ホールや廊下に納戸が設けられていることがあります。

このような間取りの場合、この納戸を利用して、靴箱とコートや傘などを収納できる外回り用品を入れるクローゼットに改装するのもおすすめです。

棚板やポールを追加する、フックを設置するなどの工夫をすれば、使いやすい靴箱兼クローゼットが完成します。

ただし、玄関収納として使う場合、屋外のほこりや水分を含んだものを収納することも多いものです。

もともと、外回り用品を収納する空間ではないため、湿気がこもったり、汚れが溜まったりを防ぐには、収納前にひと手間かけると安心です。

収納前にさっと汚れを落としたり、濡れたものは乾燥させたりしてからしまうようにしましょう。

また、こまめな換気や掃除も忘れずに心掛けましょう。

4. 壁面を有効活用!シューズラックを造作する

玄関の壁面にシューズラックを造作する方法もあります。

床から浮かせて配置すると圧迫感が軽減され、狭さを感じにくくなります。

可動棚にしておけば、ブーツやスニーカーなど、靴の種類に応じて収納できます。

お気に入りの靴や小物を飾りながら、見せる収納にするのもおすすめです。

壁面に棚を取り付ける際は、事前に壁に下地が入っているかを確認しておきましょう。

5. 簡単、手軽に収納力アップ!市販のラックを活用する

手軽に収納力を高めたい場合は、市販のシューズラックを置く方法もあります。

購入前にラックを置く場所を決めて、スペースを採寸しておきましょう。

ぴったりあったサイズのラックを見つけられれば、よりすっきりした見た目になります。

スペースに合わせて幅の調整ができる伸縮タイプのもの、靴の高さに合わせて段の高さの調整ができるもの、狭い玄関にも置けるスリムタイプなど、様々な種類があります。

来客が多いときだけ、折りたたみ式のラックを出すようにするのも一案です。

設置場所や収納したい靴の量に応じて、ちょうどよいラックを選択しましょう。