2. 都道府県別の「海岸線の総延長距離」を見てみると…

都道府県別の海岸線の総延長距離ランキング

都道府県別の海岸線の総延長距離

出所:環境省「3章 自然環境」を参考に筆者作成

環境省が発表した「都道府県別海岸線延長」(平成28年版)によると、日本で2番目に海岸線が長い都道府県は長崎県の418万3348m。1位の北海道は445万7322mなので、約30万m差ということになります。

3位は鹿児島県の266万5179m、4位は沖縄県の203万7408m、5位は愛媛県の171万5583m。1位の北海道と2位の長崎県が3位以降を大きく離していることが分かりますね。

ちなみに、日本の海岸線の総延長距離は約3564万m。これは地球1周の長さの9割近い長さとなっています。

3. 長崎県の県内総生産は4兆6207億円

ここからは海岸線の長さが2位の長崎県について紹介します。

長崎県は九州の西北部に位置し、東西213km、南北307kmに及ぶ県域で、平坦地に乏しく、いたるところに山岳、丘陵が起伏し、海岸線は多くの半島、岬、入江から形成されています。人口は約125万人で、県庁所在地の長崎市には約38万人が生活をしています(2024年8月1日時点)。

そんな長崎県の経済規模を示す県内総生産は、名目で4兆6207億円。県民所得は3兆3336億円、1人当たりの県民所得は257万1000円でした(2021年度)。

いかがでしょうか。今回は日本で2番目に海岸線が長い都道府県について紹介しました。

3.1 調査概要

  • 調査日:2024年8月15日
  • 調査人数:200人(全国の10歳代~60歳代)

参考資料

小野田 裕太