ソフトバンクGが怒涛の8連騰! 日経平均株価は3日続伸

【東京株式市場】 2018年7月10日

株式市場の振り返り-日経平均株価は3日続伸、一時22,300円台を回復

2018年7月10日(火)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,196円(+144円、+0.7%) 3日続伸
  • TOPIX 1,716.1(+4.3、+0.3%) 3日続伸
  • 東証マザーズ総合指数 1,042.1(▲6.5、▲0.6%) 3日ぶり反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:932、値下がり銘柄数:1,094、変わらず:73
  • 値上がり業種数21、値下がり業種数:12
  • 年初来高値更新銘柄数:42、年初来安値更新銘柄数:50

東証1部の出来高は15億2,212万株、売買代金は2兆6,087億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。先週で目先の重要イベントが終了したことに加え、NY市場の大幅上昇などを受けて、リスクオンモードが強まりました。

ただ、依然として模様眺めムードも根強く、売買代金は増加したものの2兆6,000億円程度に止まっています。

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そのような中、111円/ドルへの円安進行などを背景に、日経平均株価は終日プラス圏で推移しました。ただ、後場の半ばに一時+269円高まで上昇して22,300円台回復となりましたが、その後は利益確定売りに押され、大引けにかけて急落で終わっています。それでも、3日続伸となりました。

なお、TOPIXも同じような値動きで3日続伸となりましたが、上昇率は日経平均株価を大きく下回りました。これは、日経平均株価を構成する大型株への買い戻しが優勢だったことを示唆しています。

東証マザーズ総合指数は3日ぶり反落、売買代金は1,400億円に迫る水準へ増加

東証マザーズの出来高は4,647万株、売買代金は1,379億円となり、いずれも前日より増加しました。増加はしたものの、出来高は依然として閑散に近い状況です。ただ、時価総額の大きいIPOなどがあったこと等により、売買代金は3日ぶりに1,000億円を超え、1,400億円へ迫る水準になりました。

しかし、一部に換金売りが出たこと等から、総合指数は3日ぶりの反落で引けています。再び1,000ポイントの大台死守の攻防が続きそうです。

ソフトバンクGがいつの間にか8日続伸、連日でストップ高のエーザイは小反落

個別銘柄では、ソフトバンクグループ(9984)が大幅上昇で8連騰となり、ファーストリテイリング(9983)、ファナック(6954)、東京エレクトロン(8035)など指数寄与度の高い主力値嵩株が大きく値を上げました。

また、ソニー(6758)が堅調に推移して年初来高値を更新し、TDK(6762)や村田製作所(6981)も取引時間中に高値更新となっています(村田製作所の終値は下落)。

その他では、前日に急落した日産自動車(7201)が大幅反発となり、日立建機(6305)も急反発となりました。

一方、連日でストップ高となっていたエーザイ(4523)が取引時間中に年初来高値更新後は売りに押されて反落となりました。また、トヨタ自動車(7203)やSUBARU(7270)など自動車株の一角も安く引けています。

新興市場では、新規上場のMTG(7806)が公開価格を大きく上回る初値が付き、時価総額がマザーズで第2位の規模となりました。また、1位のメルカリ(4385)も続伸となっています。

一方、シルバーライフ(9262)が高値更新後にストップ安まで売られ、串カツ田中ホールディングス(3547)は急落して年初来安値を更新しました。

青山 諭志

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット動向、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄や投資といった個人の資産運用動向を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。