3. 厚生労働省が地域別最低賃金額改定の目安を発表!地域別の引上げ額の目安を紹介

厚生労働省は2024年7月25日に、「令和6年度地域別最低賃金額改定の目安について」を公式サイトで発表しました。

47都道府県をA~Cの3つのランクに分類し、それぞれの引上げ額の目安をまとめています。

令和6年度の地域別の引上げ額の目安は、以下の通りです。

令和6年度の地域別の引上げ額の目安

令和6年度の地域別の引上げ額の目安

出所:厚生労働省「令和6年度地域別最低賃金額改定の目安について」を参考に筆者作成

3.1 2024年度:地域別の引上げ額の目安

  • ランクA:埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、大阪
  • ランクB:北海道、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、新潟、富山、石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、三重、滋賀、京都、兵庫、奈良、和歌山、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、福岡
  • ランクC:青森、岩手、秋田、山形、鳥取、高知、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄

ランクに関わらず、令和6年度の最低賃金の引上げ額の目安は50円です。

47都道府県すべてで目安通りに引上げが行われた場合、全国加重平均は1054円になり、目安制度が始まってから過去最高額になると予想されています。

次の章では、パート・アルバイトの人が希望している勤務条件について、アンケート結果を紹介していきます。