住民税非課税世帯等への10万円給付や定額減税など、政府による様々な支援が行われています。

さらに、ことし6月には「年金受給世帯」や「低所得者世帯」に対して追加給付金の支給を検討している旨を岸田総理が明らかにしました。

【写真1枚目/全4枚】岸田内閣総理大臣の記者会見の様子。以降の写真で高齢者向けの給付金情報を見る

岸田内閣総理大臣の記者会見の様子

出所:首相官邸「岸田内閣総理大臣記者会見 令和6年6月21日」

給付金額や給付要件など、詳細がどのようなものになるのか注目されています。

今回は、追加給付金の概要に加え、これまで行われてきた給付金について見ていきましょう。

1. 「追加の給付金」とは?いつもらえる?

岸田総理がことし6月21日の記者会見で話した内容をまとめると、以下になります。

  • 物価の高止まりに対して「2段構えでの対応をとっていく」
  • 「酷暑乗り切り緊急支援」として、8~10月の3カ月分の電気・ガス料金を補助する
  • 年金受給世帯や低所得者世帯を対象に追加給付金の支援を検討する

電気・ガス料金については、8月の使用分から政府の補助が入る形となります。

一方、追加給付金についての詳細はまだ発表されておらず、秋ごろの実施を予定している模様です。

現在、住民税非課税世帯等への10万円給付が行われていますが、これとは別に給付される見込みです。