4. まとめにかえて

ここまで、シニア世代が受け取る年金の制度や金額について確認を行いました。

国民年金では平均月額が5万6316円で厚生年金では14万3973円、10万円以上の割合は約77.3%でした。

10万円を受け取れない方が約20%と、現職時代の給与水準と比べると低いと感じる方が多いでしょう。

仮に月額14万円の収入があったとしても、フランスまでオリンピックの観戦に行くことは金銭的に困難です。

どのようなセカンドライフを送りたいかは人それぞれですが、行きたい場所ややりたいことを金銭的な事情で断念することは避けたいのではないでしょうか。

そのためにも、お金の準備が重要です。年金だけで足りないようであれば、貯金など資産を準備して老後は迎えたいところです。

日本では退職後の生活も長くなることが予想されていますので、やりたいことができるようにお金の準備をしてセカンドライフを迎えましょう。本記事が将来のお金事情を考えるきっかけとなれば幸いです。

参考資料

徳原 龍裕