3. やっぱり電気代は気になる…クーラーを使いながら電気代を節約する方法
夏のあいだは電気代・ガス代の値引きが実施されるとはいえ、電力の使い過ぎが気になることもあるでしょう。
しかしクーラーの電源を切ると室温が高くなり、外と変わらない環境になってしまいます。
そこで、クーラーを使いながら電気代を節約する方法を3つ紹介します。
3.1 扇風機を活用する
クーラーを使いながら電気代を節約したいときは、扇風機を活用するのがおすすめです。
扇風機でクーラーから出た涼しい空気を部屋全体に送り、室温のムラをなくしてクーラーにかかる電力を抑えます。
また風が身体に触れると涼しく感じるため、エアコンの設定温度を少し上げて稼働させることも可能です。
自宅に扇風機がある方は、クーラーと扇風機の併用を検討してみると良いでしょう。
3.2 クーラーの電源を頻繁にON・OFFしないようにする
クーラーは、運転を始めるときに一番多くの電力を消費します。
使わないときはこまめに電源を切るのが大切だという認識で、頻繁にON・OFFを繰り返すと、起動するたびに電力がかかり、かえって電気代が高くなる場合もあります。
多くのクーラーは、室内が適温になったら少ない電力で温度を保つ機能を備えています。
たとえば外気温が高い場合は、短時間の外出であればつけっぱなしにするのも一つでしょう。
3.3 植物やすだれを活用する
植物やすだれを活用するのも、クーラーを使いながら電気代を抑えられる手段です。
室外機や窓際に日陰を作ることで建物や地面からの照り返しを軽減し、クーラーを効きやすくする効果が期待できます。
緑のカーテンを作るなら、ゴーヤやアサガオといったツル性の植物がおすすめです。
植物によって特性があるため、栽培場所や好みに応じて使用する植物を決めましょう。
子どもがいる家庭なら、自由研究のテーマにもできるかもしれません。
4. 最高気温が40℃を超える地域も!電気代を気にせずクーラーを使うことも大切
アンケートの結果を見てみると、夏は電気代がかかりやすい季節のようです。
しかし節電のためにクーラーの使用を控えると、熱中症や脱水症状のリスクが高まります。
植物やすだれで日陰を作ったうえでクーラーを使う等、できる範囲で対策をしつつ、必要に応じて電源を入れっぱなしにしておくことも大切です。
最高気温が40℃を超える地域もあるため、健康を意識しながら2024年の夏を乗り切りましょう!
参考資料
- 国土交通省気象庁「歴代全国ランキング:観測史上の順位」
- 株式会社LOHASTYLE「【電気代アンケート】関西で一人暮らしをする場合の電気代」(PRTIMES)
- LIVIKA「【電気代アンケート】関西で一人暮らしをする場合の電気代」
- 経済産業省資源エネルギー庁「電気・ガス料金支援」
花輪 えみ