2. 「半年間の研究の成果」を発表する授業での展示だった模様
投稿者の荷方さんに詳しいお話をうかがいました。
勤務されている大学について尋ねると、「本学は金沢美術工芸大学という公立大学です。毎年卒業式の仮装が有名です」と答えてくれました。
続けて「この作品は彫刻科の学生の『前期制作』で、半年間の研究の成果を発表する授業の場での展示だったようです(作者の学生、作品の名前は把握しておりません)」と話す荷方さん。
作品を目にした際の心境に関しては「実際は『おお!』という印象で、ひと目でインパクトを与える人体の表現だなあと思いました」と、一瞬にして作品に惹きこまれたことを振り返ります。
加えて「本学は昨年新キャンパスに移転したのですが、新しいキャンパスの空間を印象的に使っているなと思いました」とも話してくれました。
3. 金沢美術工芸大学の学生は、こうした作品を見慣れている
周囲の人々の反応をうかがうと「ちょうど周りにほとんど人がいない状態で見かけましたので、周りの反応はわかりません」とのこと。
金沢美術工芸大学の学生にとっては日常的な光景のようで、荷方さんは「本学の場合このような展示は様々な機会で見かけることが多いので、割とみんな慣れていることは確かです」と話してくれました。
投稿を目にしたXユーザーからは驚きや称賛の声が寄せられており、「道端にあったらギョッとしちゃいますね」「間近でみたら腰抜かす自信ある」「これは確実にビビる(笑)」「すごい、自由な発想でいいですね」などたくさんの反響がありました。
朝から菌類に包まれた遺体が!と思ったら学生の作品。学期末はいろんなものが現れる。 pic.twitter.com/Q3aWWkbm3r
— 荷方邦夫 (@nikata920) July 25, 2024