年金は偶数月に支給される仕組みのため、次の支給日は8月となります。

今回の記事では年金支給日の仕組みと、厚生年金・国民年金の平均的な支給額について紹介します。

1. 8月15日が次の年金支給日

年金は会社員などの給与と異なり、2ヶ月分が偶数月に1度に支給されます。基本的には次の通り、偶数月の15日に支給される仕組みです。

【写真1枚目/全4枚】2024年年金支給日カレンダー/次ページで厚生年金と国民年金の平均受給額一覧表を紹介1/4

2024年年金支給日カレンダー

出所:日本年金機構「Q年金はいつ支払われますか。」をもとにLIMO編集部作成

  • 2024年4月15日(月):2024年2月分・2024年3月分
  • 2024年6月14日(金):2024年4月分・2024年5月分
  • 2024年8月15日(木):2024年6月分・2024年7月分
  • 2024年10月15日(火):2024年8月分・2024年9月分
  • 2024年12月13日(金):2024年10月分・2024年11月分

足元でいえば7月は支給がなく、次の支給日は8月15日となります。奇数月には年金による収入がないため、資金不足を引き起こさないよう家計管理に注意が必要です。

2. 厚生年金と国民年金の平均受給額はいくら?

厚生労働省は「厚生年金保険・国民年金事業の概況」において、厚生年金・国民年金の年齢別平均受給額を公開しています。年金暮らしの方は、いま一度、自分の受給額の目安を知るために、平均受給額をチェックしておきましょう。

令和4年度年齢別の厚生年金・国民年金の平均受給額(単位:円)2/4

令和4年度年齢別の厚生年金・国民年金の平均受給額(単位:円)

出所:厚生労働省「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとに筆者作成

<厚生年金>

  • 60歳:9万4853円
  • 61歳:9万1675円
  • 62歳:6万1942円
  • 63歳:6万4514円
  • 64歳:7万9536円
  • 65歳:14万3504円
  • 66歳:14万6891円
  • 67歳:14万5757円
  • 68歳:14万3898円
  • 69歳:14万1881円
  • 70歳:14万1350円
  • 71歳:14万212円
  • 72歳:14万2013円
  • 73歳:14万5203円
  • 74歳:14万4865円
  • 75歳:14万4523円
  • 76歳:14万4407円
  • 77歳:14万6518円
  • 78歳:14万7166円
  • 79歳:14万8877円
  • 80歳:15万1109円
  • 81歳:15万3337円
  • 82歳:15万5885円
  • 83歳:15万7324円
  • 84歳:15万8939円
  • 85歳:15万9289円
  • 86歳:15万9900円
  • 87歳:16万732円
  • 88歳:16万535円
  • 89歳:15万9453円
  • 90歳以上:15万8753円

<国民年金>

  • 60歳:4万2616円
  • 61歳:4万420円
  • 62歳:4万2513円
  • 63歳:4万3711円
  • 64歳:4万4352円
  • 65歳:5万8070円
  • 66歳:5万8012円
  • 67歳:5万7924円
  • 68歳:5万7722円
  • 69歳:5万7515円
  • 70歳:5万7320円
  • 71歳:5万7294円
  • 72歳:5万7092円
  • 73歳:5万6945円
  • 74歳:5万6852円
  • 75歳:5万6659円
  • 76歳:5万6453円
  • 77歳:5万6017円
  • 78歳:5万5981円
  • 79歳:5万5652円
  • 80歳:5万5413円
  • 81歳:5万5283円
  • 82歳:5万7003円
  • 83歳:5万6779円
  • 84歳:5万6605円
  • 85歳:5万6609円
  • 86歳:5万6179円
  • 87歳:5万6030円
  • 88歳:5万5763円
  • 89歳:5万5312円

続いて、厚生年金と国民年金の過去の平均受給額の推移を見ていきましょう。

3. 「厚生年金と国民年金」過去の平均受給額の推移

過去5年間の推移は次のとおりです。

厚生年金と国民年金の過去の平均受給額の推移(単位:円)3/4

厚生年金と国民年金の過去の平均受給額の推移(単位:円)

出所:厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業年報 令和4年度」をもとに筆者作成

<厚生年金>

  • 2022年:14万3973円
  • 2021年:14万3965円
  • 2020年:14万4366円
  • 2019年:14万4268円
  • 2018年:14万3761円

<国民年金>

  • 2022年:5万6441円
  • 2021年:5万6489円
  • 2020年:5万6360円
  • 2019年:5万6048円
  • 2018年:5万5813円

2021年→2022年の国民年金のみ微減していますが、基本的にはゆるやかに増加傾向です。

4. 2024年度の支給額は前年度から2.7%の引き上げ予定

2023年以降の統計はまだ出そろっていませんが、2024年初には厚生労働省より、2024年度(令和6年度)の年金支給額を2.7%引き上げる方針を発表しています。

平均値は出ていませんが、一人暮らしにおける国民年金、標準的な二人暮らしでの厚生年金の受給ケースで、それぞれ以下のような受給増となる試算です。

4.1 2024年度の年金額の例

※1 昭和 31 年4月1日以前生まれの方の老齢基礎年金(満額1人分)は、月額 67,808 円(対前年度比+1,758 円)です。
※2 平均的な収入(平均標準報酬(賞与含む月額換算)43.9 万円)で 40 年間就業した場合に受け取り始める年金(老齢厚生年金と2人分の老齢基礎年金(満額))の給付水準です。

こちらの年金額改定は2024年6月受給分から反映されているため、現行の受給額は、すでに2023年度からの増加分を反映した値となっています。

5. まとめにかえて

今回は、厚生年金と国民年金の一覧を年齢ごとに確認してきました。

年金の受給額は現役時代の加入期間などにより、個人差があります。

ご自身の年金受給額を詳しく知りたい方は、「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」で確認するようにしましょう。

参考資料 

中本 智恵