プレゼン(プレゼンテーション)とコンペの違いは?プレゼンを成功させるコツ

ビジネスでプレゼン(プレゼンテーション)をする機会はたくさんありますよね。大勢の人前でプレゼン発表をするときに、緊張する方もいるでしょう。そもそも、プレゼンは何のためにするのでしょうか?その目的とゴールがわかれば、プレゼンの内容にも深みが出てきます。プレゼンの資料作成や発表のコツについて紹介します。

目次

1. そもそもプレゼン(プレゼンテーション)って何?
2. プレゼン(プレゼンテーション)とコンペの違いは何?
3.
プレゼン(プレゼンテーション)の目的は?何のためにするの?
4. プレゼン(プレゼンテーション)で意識すべき2W1Hとは?
5. プレゼン(プレゼンテーション)の資料作成のコツ
6. プレゼン(プレゼンテーション)発表で意識すべきこと
7. プレゼン(プレゼンテーション)のゴールはどこ?
8. おわりに

そもそもプレゼン(プレゼンテーション)って何?

プレゼン(プレゼンテーション)とは、相手に情報を伝えて行動を促す技術のことを指します。もともとアメリカの広告業界で使われていた言葉ですが、現在は相手に説明や説得をする技術として、ビジネスなど様々な場面で使用されています。

プレゼンでは、プレゼンターが前に出て発表を行うのが一般的な形で、ビジネスにおいては、新商品の発表や企画提案をする際などにプレゼンが行われています。また、プレゼンの内容に説得力を持たせるために、プロジェクターやレーザーポインターなどの機器を用いる場合もあるようです。

一般的なスピーチと違いプレゼンは、聞き手のニーズに合わせることが重要なポイントになります。プレゼンは相手に自分たちの内容を伝えることを目的としているため、スピーチのように自分本位で一方的に話すのではなく、聞き手本位で話すことがプレゼンを成功させるカギといわれています。

プレゼンをするときは、聞き手が何を欲しているのか、何に興味を持っているのか事前に分析して臨む必要があります。また、聞き手が必ずしも専門的知識を持っているとは限りません。内容をより正確に伝えるために、聞き手の知識レベルやニーズに合っているかを常に意識し、分かりやすい言葉でプレゼンをすることが重要といえるでしょう。

プレゼン(プレゼンテーション)とコンペの違いは何?

プレゼン(プレゼンテーション)と似たような意味で、コンペ(コンペティション)というものがあります。プレゼンとコンペは似ているようで、ゴールが全く異なります。

プレゼンとは、自分たちの準備した内容を相手に伝えて行動を促すことです。相手や内容に制限はありません。一方、コンペは、自分たちの準備した内容を紹介してから、相手に選んでもらう方式です。プレゼンは「相手に発表する」という意味合いが強いですが、コンペは「相手に提案して比較してもらう」という意味合いが強くなります。

プレゼンとコンペ、両方とも相手に伝えるという目的は同じですが、ゴールに違いがあります。コンペには競争の意味合いが含まれているため、自分たちの内容を相手に選択してもらうことがゴールといえるでしょう。一方、プレゼンは何かと競争する訳ではなく、自分たちの内容を相手に自発的に行動してもらうことがゴールになります。

プレゼンとコンペ、それぞれの本質や違いを理解しておくと、仕事やプライベートなどいろんな場面で役立てることができるでしょう。それぞれの本質がわかっていれば準備がしやすくなるとともに、発表や提案もレベルアップできるかもしれません。

プレゼン(プレゼンテーション)の目的は?何のためにするの?

プレゼン(プレゼンテーション)の目的は、聞き手に自分たちの伝えたいことを発表して、自発的な行動を促すことにあります。聞き手に伝えるだけでは不十分です。聞き手が行動に移して初めて、プレゼンの本来の目的がかなったといえるでしょう。

また、どんなに感動的なプレゼンをしても、聞き手が行動を起こしてくれなければ、良いプレゼンをしたとはいえません。聞き手に行動してもらうために、内容に説得力を持たせて、聞き手がイメージし易いような具体策を提案することで、聞き手の関心はぐっと上がるでしょう。

聞き手に「何を伝えたいかさっぱりわからない」と思われては、行動に移して貰えないでしょう。また、「いいたいことはわかったけど、現実には無理」と思われても、聞き手は実際に行動をしてくれませんよね。「なるほどそうだったのか!実際にやってみたい」と聞き手に思わせることが大切なのです。

プレゼンは決して自己満足で終わってはいけません。聞き手の自発的な行動を促すには、聞き手にわかりやすく伝えることが大切です。自分にとってわかりやすい内容に仕上げるのではなく、聞き手にとってわかりやすい内容に仕上げることを意識することが重要です。

プレゼン(プレゼンテーション)で意識すべき2W1Hとは?

プレゼン(プレゼンテーション)の資料を制作する時は、2W1Hを意識しましょう。2W1Hとは、「なぜ(Why)」、「何を(What)」、「どのように(How)」の3つの要素を入れるやり方です。この3つの要素が入っていると、プレゼンの内容にまとまりが出て、相手に伝わりやすくなります。

特に「なぜ(Why)」の部分が重要といわれています。これは冒頭の前置きの部分に当たるため、人を惹きつける際に重要な役割を果たします。プレゼンに興味を持ってもらうためにも、聞き手を惹きつける前置きを考えてみましょう。

「何を(What)」は、自分の持っている強みや特徴を活かせる部分です。独自の切り口で問題解決を提示すれば、プレゼンの内容も面白いものになるでしょう。

プレゼンの終盤では、「どのように(How)」を持ってきて、具体策を示しましょう。具体策を示さないと、気持ちがモヤモヤしたままプレゼンが終わってしまいます。どのようにしたら問題が解消するのか、どういう行動をすればいいのか等、具体策を示すことでプレゼンの内容にまとまりが出て、説得力が増すでしょう。

一般的にはプレゼンで5W1Hや6W2Hを用いると、構成要素が多すぎてわかりにくくなるといわれています。プレゼンの良さをストレートに相手に伝えるには、2W1Hを意識してシンプルにまとめてみましょう。

プレゼン(プレゼンテーション)の資料作成のコツ

プレゼン(プレゼンテーション)の資料作成をするときは、まず最初にテーマとストーリーを考えましょう。何をどんな順番でどのように伝えていくのか、目次を考えることが大切です。大まかなアウトラインがわかれば、必要な項目が抜ける心配がなく、ゴールがはっきりして作成時間も短縮できるでしょう。テーマと目次が決まったら、あとは枠の中に情報を注ぎ込むだけです。

プレゼンの資料を作成するときは、「わかりやすく伝える」ことを意識しましょう。細かな情報までスライドに載せる必要はありません。プレゼンの中心は話し手のトークになるため、資料はあくまでもトークを補助するものと考えましょう。トークを邪魔しないような、シンプルな資料にまとめることが大切です。

まず最初に、スライド1枚あたりの文字数を決めましょう。文字数が多すぎると、聞き手は文字を読むのに集中して、トークを聞けなくなってしまいます。スライド1枚あたり100文字以下に抑えるのが一般的でしょう。

内容をわかりやすく伝えるには、図解が有効です。文字数を減らしつつ、できるだけ図解にまとめておくと、内容がシンプルになってわかりやすくなります。

最後に目次と内容がずれていないかどうか確認して、資料作成の仕上げを行いましょう。

プレゼン(プレゼンテーション)発表で意識すべきこと

せっかくプレゼン(プレゼンテーション)の資料を作成できても、うまく発表できないと聞き手に内容が伝わらないですよね。そもそも、プレゼンはトークがメインとなるので、プレゼンが成功するかどうかは発表の仕方にかかっているといっていいでしょう。

それではプレゼン発表のコツをご紹介します。

相手の興味をひく話し方をする

資料をただ読み上げるだけのプレゼンは魅力的な提案といえるでしょうか?聞き手も次第に退屈して、単なる読み手と化してしまいますよね。プレゼンを発表する際は、なるべく聞き手に視線を向けて、対話をするような感じで発表するのを心がけましょう。

トークの間に質問を投げかける

聞き手の興味を持続させるために、トークの合間に質問を投げかけるのも効果的です。「これを試したことのあるかたは手を挙げてください」など、簡単な質問で構いません。質問を投げかけることで、聞き手もプレゼンの内容を深く理解できるようになるでしょう。

ゆっくり間をおいて話す

話すペースが早いと、聞き手は取り残されてしまいます。聞き手が話の内容を整理できるように、トークのポイントごとに間を持たせましょう。ゆっくり話すというより、一呼吸置きながら話したほうが、聞き手も聞きとりやすくなるでしょう。

プレゼン(プレゼンテーション)のゴールはどこ?

プレゼン(プレゼンテーション)を成功させるためには、最初に明確なゴールを決めておくことが大切です。なぜ自分はプレゼンをするのか、どこに向かいたいのか、ゴールがはっきりしていないとプレゼンの内容がいつまでたってもまとまりませんらないでしょう。

そもそもプレゼンには、相手にアイディアを贈るという「プレゼント」の意味合いがあります。プレゼントが相手に届いてこそ、プレゼンを発表した価値があるといえます。

ただし、プレゼントを届けることがゴールではありません。本当に大切なことは、聞き手がプレゼントの中身を開けて実際に使うことです。プレゼントを届けても、聞き手が使ってくれなければ意味がありません。プレゼンでいうとゴールは、聞き手が自分たちの内容を聞いて、自発的に行動することにあります。

どうしたら聞き手が行動してくれるのか、どうしたら聞き手が納得してくれるのか、それらを意識して資料作成をすることで、説得力のある内容に仕上がります。

プレゼンを発表する時も、プレゼントを聞き手に届けるようなスタンスで臨むと、より良い結果がついてくるでしょう。

おわりに

プレゼン(プレゼンテーション)は、自分たちの考えを伝えたいときに有効な手段です。聞き手に自発的な行動を促せるようなプレゼンとなるように、できるだけ聞き手の立場で、わかりやすくシンプルに、聞き手がイメージしやすい具体例を盛り込むことを意識して作成してみましょう。

プレゼンに臨む意識が変われば、プレゼンの内容も変わってきます。まずはできることから試してみませんか。

LIMO編集部

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LIMO編集部

LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に構成されています。国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報ををわかりやすくお届けします。